みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!
よかったら応援のクリックをよろしくお願いします
いよいよ本の最終原稿の締め切りが来週となりました。
出版予定は成人の日を予定しております
また、小規模ですが、出版記念セミナーも開催予定です
ブログを閉鎖するために、出版記念セミナーの告知ができませんが
HPの方には掲載する予定ですので
良かったら参加してください
日時は1月19日の17時ころ
場所は銀座を予定しております
そんなこともあり、先週は身体がだるく、少々熱っぽかったので
もしかしたら?コロナか?と
不安になり、抗体検査をしました
1回目は陰性だったのですが、不安だったため、
改めてもう1度検査したましたが
2回目も陰性でした
不思議なもので、コロナ陰性とわかると
体調が回復してしまうのも
面白いものですね(笑)
さて、先週に続いて
今週も野球ネタで申し訳ないのですが、
毎年、この時期には
プロ野球ドラフト会議というものがあります
高校・大学・社会人野球から
プロ野球チームに入れる選手の数は
わずは100名
東京大学に入学できる生徒が3000人
医学部に入学できる生徒が7000人
と考えると
100人はものすごく狭き門です
しかも、高校・大学・社会人で100人ですから
高校生は半分の50人もおりません
そのドラフト会議ですが
同日に放映される番組で
お母さんありがとう!という特番があります
僕は、普段テレビは全くといっていいほど観ないのですが
これは毎年録画しています
毎年毎年思うのですが
プロ野球指名される100人の中で
母親を亡くしたとか
兄弟が交通事故で死んだとか
家族の誰かが障害をもっているとか
という方の割合が非常に多くおります
つまり、先週のブログでも書きましたが
素質よりもマインドなんだなあと共感できるところが
この番組でも表しています
2019年のドラフト会議で
家族の不幸ではなくて
父親が定職に就かず、食べるものがない
風呂に入れないといった 生活の元で
プロ野球選手になった高校生がいました
開始1時間くらいから出演してきます
オリックスバッファローズの宮城大弥投手でした
僕は正直173センチ80キロという
プロ野球選手としては小柄な高校生では
この世界では通用しないと思っていたのですが
なんと、高校生ルーキーの中で初勝利1番手になれました!
宮城投手!おめでとうございます!
そして、オリックスのエースに成長してほしいですね
それでは時間もなくなってきたので
本日の症例を開始します
次回が最後のブログとなりますので、よろしくお願いします
それでは初診です
みためは整っているようにみえます
しかしながら、奥歯のかみ合わせが反対咬合です
こちら側の奥歯は欠損していました
前歯のきれいさと奥歯の悲惨な状態のギャップがすごいです
つまり、
この患者さんは 歯磨きをしないで虫歯を作って
このような歯並びになったのではありません
奥歯のかみ合わせが悪いと
咬合した時に咬合痛が生じることが多々あります
場合によっては顎関節症になったりします
その状態で歯科医院にいくと
咬合調整といって、歯の一部分を削ります
これは普通の処置ですし、僕もやります
それで症状が改善すればよいのですが
症状が改善しないと、
今度は歯の神経をとってしまいます
歯科医師のほとんどは
自分のもっている知識や技量で
すべての患者さんの主訴を改善しようとする傾向があります
歯科医師過剰時代ですので、
患者さんを他のクリニックにリリースするのができないのです
※僕はどんどんリリースしてしまいますが※
もしも僕も患者さんが少なくて経営に困っていたら
リリースしないのか?と自問自答してしまいますが
おそらく、リリースするでしょう
自分でできないことは、できる先生にお願いするのが
当たり前なのに、それができないので
このような状況になるまで、進行してしまうのです
また、患者さんの主訴の1つに
口ぼこと、ガミーフェイスがありました
まとめると
1:口ぼこ
2:ガミーフェイス
3:臼歯部クロスバイト
4:奥歯欠損
5:治療歯多数(やりかけもあり)
という状況でした
まずは、歯列矯正治療が開始できる状況にするために
歯科治療をおこないました
下顎もRの方向に曲がっています
下顎が後退していて、長いです
矯正治療開始できる状態まで歯科治療おこないました
さて、ここからなのですが。
患者さんの主訴を解決するためには抜歯矯正治療は避けられないのが従来の考え方でした
しかしながら、ここ数年は矯正臨床も進歩があり
やり方次第では抜歯をせずに治療することも可能となってきました
まずは、通法により
下顎はマルチブラケット装置を装着
下顎の歯がないところには
矯正用のミニスクリューを2本セットしています
歯の代わりにもちいる予定です
また、上顎はハイラックス装置を装着しています
上顎の拡大が終了したところです
前歯の隙間がきになりますが、
コロナ下ですから、マスクでカバーできます
マスク文化はしばらくは続くので
この治療方法もやりやすくなったと思います
奥歯お左右の幅もあってきました
上顎はというと
このような感じです
ワイヤーをセットして2か月もすれば
ここまで治ります
その後ワイヤー矯正治療を進めてくると
このようになってきます
そしてマルチブラケット治療が終了しました
前歯の歯肉のところが黒いですね
奥歯の欠損も直さないと、後戻りしてしまいます
その後、
ホワイトニングしたり審美歯科をしたりインプラント治療をおこないました
最終資料です
なかなか、すべての人が受けられる治療ではないと思います
ただ、知識としてはもっていてもよいと思います
本日も最後までありがとうございました
来週最後のブログは14日の土曜に更新する予定です
しかしながら、16日にはブログの閉鎖をおこないますので
実質的には
本日が最後のブログとなります
それでは、本日も1日がんばりましょう!
この記事へのコメントはありません。