みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です。
本日で4月の診療も最後ということですので、早朝出勤をして一仕事終わらせたところです。昨日が夜の11時すぎまで、本日は朝の6時すぎに出勤ですので、セブンイレブンと同じ勤務状況です。
こういうことを話すと、仕事しすぎとかいわれますが、誰に指示されているわけでもなく、自発的に行動しているのですから、ちょっと変人ですかね?
そういえば、大学病院勤務時代は終電がなくなり診療用ユニットで仮眠をとり、翌朝は流しで身体を拭いて診療をするなんてことは日常的でした。
さて、本日は夜は元昭和大学客員教授である斉藤茂先生と打ち合わせをおこないます
現在の自分がいるのは、恩師である昭和大学名誉教授である柴崎好伸先生であることはもちろんなのですが、
斉藤茂先生のお力がなかったら、ここまでこれなかったと思います。
また、開業という選択枝を後押ししていただいた、現在の主任教授である槇宏太郎先生にも大変感謝しております。
そんなわけですので、本日は診療後すぐに待ち合わせ場所に向かわなければいけませんので早朝出勤となったのです。よく、忙しい忙しいという人がおりますが、睡眠時間を削ることによって時間は作ることができます。毎日なら体調も崩す可能性もございますが、週2ないし3日程度なら問題ないでしょう。
前置きはこのくらいにして、本日のテーマは
人生はまだまだこれから!45歳から歯列矯正治療をはじめると?
45歳といえば、私も数年で到達する年齢ですが、最近の45歳~55歳。さらには60代の人たちは本当に若くなったと思います。
生活が豊かになっただけでなく、健康にも気をつける、長寿大国日本ならではと思います。
ですから、ただ生きていればいいのではなく、可能であるならもう少し美しくなりたい。
できることなら入れ歯になりたくない。美味しい食事をいつまでも取りたい。口臭が気になるので改善したい。
などなど、以前ならば30代の人が気にしていたことがあたりまえのように幅広い年齢層に広がってきております。
本日の症例もそんな1人の患者さまでした。
この方はこの近隣の歯科医院にて矯正相談を受けたのですが、治療不可能と言われ断れたそうです。
実は、そこの歯科医院にアルバイトにきている矯正担当医はプロ矯正歯科に行けば治療できるかもしれないと言ってくれたそうで、そういう意味では非常にありがたい先生です。つまり、自分の得意としていない分野の治療に関しては、専門医に紹介するという気配りができる先生なのです。うちではできませんと断れるだけでは、患者さんは次の歯科医院探しからおこなわなければなりません。正しい情報を提供するのもかかりつけ医師の役割と思います。
よその医院では、内側に生えている歯2本を抜歯して前歯6本をブリッジにするという説明を受けたそうです。ちなみにブリッジの費用は63万円とのことでした。
正直、下の歯列もすきっ歯でしたので、全体的に上下の歯が前に出っ張ってしまっております。
この上下の顎の関係でグラグラの歯にブリッジをいれても、せいぜいもって5年が限度でしょう。
ブリッジが悪いのではなく、この患者さんの50歳からの先の人生をまったく考えていない治療計画です
このままブリッジをいれていたら、50歳になったときにブリッジが脱落、前歯に入れ歯をいれる方向となるでしょう。
したがって、この状況から改善する治療計画としては
1:抜歯はしないで歯列矯正
2:できるだけ神経は残す
3:強い歯肉を作る
4:可能であるなら骨の移植
5:ブラッシングしやすい環境を
といった項目があげられます。
しかしながら、下奥歯のブリッジもかなり状況が悪く、本来ならばやり直しといった治療が必要なところですが、
まずは主訴である前歯の改善をすることに全力を注ぎ、状況が好転したら、奥歯といった手順で望みました。
問題が複数ある場合は患者さんの主訴を改善することを1番にとったほうが、治療の協力度もUPします。
現在治療開始6ヶ月目です
まず6ヶ月で上の前歯を改善
つぎに下のすきっ歯の治療をスタートしました
初診時にも複数の歯科医院を受診されていたそうですが、歯肉の色は歯のいろなど
素人目にもきれいになってきているのがわかると思います。
残り6ヶ月で仕上げる予定です。
何歳になっても美しくいたい。
それは女性だけでなく最近は男性もそのような人が増加してきました。
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