みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!
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12月に入りすっかり寒くなりました。
僕は寒いのは苦手なので冬場は好きではありません。
一番きらいなことといえばやはり日の出の時刻が遅くなることと、寒くて寝床から出るのが嫌になることでしょう。
今年は流行になる前にインフルエンザのワクチン接種も受けましたし、風邪対策は万全にして師走を乗り越えていきたいです。
12月は1日から19日まで休みが1日もないタイトなスケジュールですが、体調を壊さないようにがんばります!
さて、先日久しぶりに治療終了した患者さんが来院されました。
現在はアメリカのカリフォルニア州に住んでいるとのことで、日本に一時帰国したついでに訪問してくれました。
このような患者さんの場合は健康保険証などはお持ちでない場合がおおいいですが、事情が事情ですし、当院としても可能なかぎりできることは協力してあげております。
当院の来院はおおよそ10年前でした、親友の某矯正歯科院長からの紹介でした。
某矯正歯科に来る前に、ほかのクリニックで抜歯矯正をしたものの、中途半端な状態で終了となり
某矯正歯科に転医その後プロ矯正歯科に紹介といった流れでした。
まとめると
1:10代のころ どこかの歯科医院にて抜歯矯正治療をうけるものの、中途半端な状態で終了
2:20代のころ 某矯正歯科にて 再治療を受けることとなる
3:再治療開始してまもないころに転勤となり、プロ矯正歯科に紹介来院
といった流れです。
【再治療 長期経過症】当院で再治療 他院で抜歯済みの開咬症例
それでは来院時の状況です
前歯があいてます
また、下の装置がなぜか前歯にしかセットされてません。
治療する担当医がことなりますので、自分の好みの装置につけかえてしまい、治療継続です
上の前歯の裏側に矯正装置がセットされてます。これは僕が好んでよく使用するテクニックです。
それでは終了時の状態です
少し深めのかみ合わせに仕上がりました。
もともとが開咬ですから、このくらいでいいと思います。
すでに抜歯済みだった人の再治療は難しいですね。このあと、ホワイトニングをしたり、 詰め物を白くやりかえるといったことをおこないました。
下の歯のつめものも白くしました。
上の歯のつめものも白くなりました。
治療開始からおおよそ10年
治療終了後からおおよそ7年が経過しての来院でした。
現在はどのようなコンデションでしょう?
正面の写真です。
歯肉の状態があまりよくありませんが、審美的には問題ありません。
特にこれといった変化はみられません。
上下の状況はどうでしょうか?
歯肉の状況がよくないです
当院来院時は
当院ワイヤー矯正終了時は
その後7年経過時は?
まずまずの安定です
なぜ、 来院されないのにもかかわらず、
歯肉の状況も良くないのに、まずまずの状況なのでしょうか?
それは、きちんと保定装置を使用しているからです
本症例の患者さんは 青春時代の 多くの時間
歯列矯正装置をつけておりました
また、矯正歯科だけで当院で3件目です
このような条件の中、やっと得ることができた 歯並びですから 大切に管理してます
歯肉の状況が悪いのは、アメリカでメンテナンスをすると1回1万円以上費用がかかります。
アメリカにおいて歯科治療は高額な治療の代表です。
親不知の抜歯が10万円とか普通です。
歯科事情が日本と異なるのです
もちろん、本患者さんだけでなく
当院で治療終了したあとに海外にいかれた患者さんは結構な数おります
海外にいった場合、何かあっても対応できません。
また、費用も相当かかるのを身をもって理解してます
そういった危機管理が日本にいる日本人と海外にいる日本人はちがうのでしょう。
それでは8:30になりました。
12月はブログ更新がむずかしい可能性がたかいですが
短い内容でもがんばって更新していくつもりです。
それでは、最後までよんでくださったみなさま
再度~清き1票よろしくお願いします。
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