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小林麻央さんの死去で感じたこと、アメリカ最先端の癌治療とは何か?

みなさまおはようございます。
東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です。

小林麻央さん死去されてしまいました。
悲しい出来事ですけど、最後が家族の前だったことが
本人にはとても良かったと思います。
ご冥福をお祈りします。

本日は歯列矯正治療のブログはお休みさせていただき、
小林麻央さんのがん闘病で感じたことが2点あります。

1:医学の進歩で延命ができたこと
2:もっと早く発見できたら

1の医学の進歩については、いうまでもありません。
小林麻央さんのがんの進行度でいえば、2017年を迎えることが
できるかできないかといったレベルでした。

それが、2017年の年も越すことができ、
さらに6ヵ月も延命できたことは、医学の進歩
もしくは最新の医療を受けた結果だと思います。

おそらく、担当医師がそろそろ限界と感じ、
最後は自宅に帰してあげたいという形で帰宅したのでしょう
おそらく入院していれば7月を迎えることができたかもしれません。

私も同級生が1人、後輩が1人ががんで亡くなりました。

同級生はがんを発病して6ヵ月くらいで亡くなり、
後輩はがんを発病して4年くらい延命しました。

それぞれの違いはいろいろとあると思いますけど、
後輩の方は、余命6ヵ月のがん保険をもらうことができ
その保険金を利用して最先端のがん医療を海外までしにいってました。

結果的には亡くなってしまいましたが、
日本の医師が余命6ヵ月と宣告した肺がんを
最先端の医療を受けることによって、
何年間も延命できたことは素晴らしいことだと思いました。

アメリカの医療が日本の医療と比較して発展しているかというと
以前のブログにも記載しましたことと重複します。

それは
日本の場合は命は平等であるのに対して
アメリカの場合は命は平等ではありません

アメリカは合理的な国ですから、
たくさん国に納税する国民は、アメリカ合衆国に対して
大切な国民です

一方で、ホームレスなどは、どうでも良いのです
つまり、
がん治療のために何千万もお金を支払うことをためらわない人が
世界中から集まってきます。

命は平等でないという人も多くいると思いますが、
お金の集まらないところには研究費も捻出できません。

ですから、日本の医療は
最先端の医療の研究をするよりも
予防をしっかりとおこなったほうが、
医療効率が良いとの結論をだしました。

それが、全国で無料もしくは低料金でおこなう、
がん検診や区民健康診断、などです。

話がそれてしまいましたが、
アメリカ最先端のがん治療を紹介したいと思います。

日本の慶応大学といえば
私立大学の最難関大学です
慶応大学医学部といえば、大変な難関大学です

アメリカ合衆国にある、スタンフォード大学は
日本の慶応大学と比較されることが多いです。

実際はスタンフォードの方が、慶応大学よりも上だと思います。
スタンフォードは世界中から優秀な人材が集まってきます。

下段のリンクはスタンフォード大学医学部脳神経外科教授の
がんの最先端医療のセミナー映像です

http://digitalcast.jp/v/25165/視聴するお時間のない人もいると思いますので、

簡単に概略を説明すると
がんの生存率はここ50年間それほど変化していない
早期発見が重要である

手術したあとの後遺症を最大限すくなくすることが可能に
抗がん剤の効果判定を細胞レベルでおこなうことができる

この4点です
つまり、
がんは進行してしまったら、

ほかの臓器にも移ってしまったら(転移といいます)
非常にやっかいです

また、手術する場合でも、がんの取り残しがないように、
腫瘍を大き目にとります。

これが脳だとすると、大き目に腫瘍をとることで、
歩けなくなったり、目がみえなくなったりといった
後遺症の出現確率があります。

また、抗がん剤の効果についても
従来は3ヵ月やってみて、腫瘍が小さくなったか否かといった
効果判定だったのが、

細胞レベルで効果があるかないか判定することが出来ることで
だめなら、他の方法に切り替えるスピードが速くなりました。
余命1年の人にとっては1日たりとも、無駄な日はありません。

がんは、大きくなるために非常に多くのカロリーを消耗しますので
急激に体重減少、体力減少してきます
小林麻央さんも身体だけでなく、顎にも転移していました

僕も、仕事が忙しい忙しいといって
健康診断をさぼりがちですけど、

改めて、健康の大切さを感じました。
自分が健康で長く診療を続けていけることは、

長い目でみても患者さんに対しての貢献につながると思います。
本日も1日がんばりましょう!


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