その他

ガタガタの歯並び、どんなにひどくても治せるの?

みなさまこんばんは。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です。

11月も半ばにさしかかってきました。今年ものこりわずかですが、みな様悔いのない年にできるようにしたいですね。
僕自身は今年は本当に充実した1年となりました。大学病院を退職して独立した時に描いた自分の目標があったのですが、その目標を来年に達成できるような気がします。目標の内容を具体的に話すのは省略いたしますが、一言で申し上げると、大学病院よりも低料金でクオリテイの高い歯科治療を達成することでした。

技術だけでなく、診断機器から治療計画まで一歩も二歩もリードできてると思います。先月の学会でも周囲から言われたことですが、はじめはプロ矯正歯科というネーミングで開業したことを大丈夫か?みたいなことも言われたのですが、最近は名前負けしなくなったと言われることも多くなったのも事実です。いよいよ来年は開業10年目の大台がまってます。
正直、来年は治療はそこそこセーブをしてひさしぶりに論文を執筆したいなあと本気で思ってます。

さて、本日のテーマは

ガタガタの歯並び、どんなにひどくても治せるの?

ひどい歯並びを総じて不正咬合(ふせいこうごう)と呼びます。
不正咬合を大きく分けると、先天的なものと、後天的なものに分類できます。

先天的なものはもともとがその歯並びだった場合、後天的なものは歯磨きをしない、歯周病が原因、喫煙といった本人に多少なりとも非がある場合です。

これらのうち、先天的なものはほぼ100%治療可能です。たとて産まれ持った障害があるような口唇裂・こうがい裂といった、そしゃく障害のある患者さんでも問題ありません。
ただ、そういった人も歯磨きをしない、歯周病が原因といった後天的の要素が入ってくると、問題は別になります。

たとえば、このような症例の場合です。

11-41

相当ひどい出っ歯とガタガタ(叢生ですね)

でも治療完了時には

11-42

本人もびっくりするほどの結果となります。

治療が終わるときは、患者さんもそうですが、術者である私も達成感があります。
この達成感を得たいために仕事をしつづけているともいえます。

さあ、12月は外科手術満載です。更新はなるべくがんばりたいと思います。

ピックアップ記事

  1. 【スピード矯正 ワイヤー矯正終了】開始25歳、8年経過した現在の状況
  2. 40代女性、歯肉の下がりが気になりはじめた前歯抜歯症例
  3. スピード矯正治療に向かない症状の人に対して、スピード矯正治療をおこなった場合?
  4. 韓国で美容整形する人が増加してきました
  5. 有村藍里さんの輪郭矯正は素晴らしいですね!

関連記事

  1. その他

    少しずつでも歯列矯正の技術を向上する努力

    ブログ読者の皆様こんにちは。本日は大宮市内の医療法人に矯正治療の出張に…

  2. その他

    小林麻央さんの死去で感じたこと、アメリカ最先端の癌治療とは何か?

    みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です。…

  3. その他

    可能な治療は限定される?私がマウスピース矯正を否定する理由⓶

    みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です。…

  4. その他

    歯列矯正したくても歯が動かない!その時の対応とは?⓶

    みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. その他

    失敗は嫌!マウスピース矯正・床矯正治療は注意するポイントがある?
  2. 子どもの矯正が知りたい

    小児歯列矯正治療の方が成人矯正よりも治療期間が長くなる理由とは?
  3. 良いクリニックの選び方

    【他院で治らなかった症例】安さ・期間だけで選ぶかえって負担になる
  4. 抜歯矯正が知りたい

    【歯科矯正治療の経過から見る】抜歯部位で仕上がりは異なるのか?
  5. その他

    歯列矯正費用の金額についてあなたが気を付けることとは?
PAGE TOP