みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!
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前回、いよいよ今年も師走と話ましたが、御歳暮が届くと、今年も残りわずかだなあと感じます。
御歳暮のあとは年賀状の準備です。
じつは、プロ矯正歯科では開設以来10年間くらいは年賀状を書いてました
最後のころは700通とか出していて、結構な労力もかかる作業でした。
700通投函しても、1割程度の70通は宛名不在で戻ってきてしまします。
実際は本当に引っ越しをしている人もいれば、もともとの住所記載が間違っている場合もありました。
もし、今年年賀状を書くとすると軽く1000通は超えるはずです。
そこで、数年前からは年賀状の代わりに御年賀を用意することに変更をしました。
今年の御年賀もなかなかセンスの良いものと自負していますが、限定500セットなので御了承ください
あて、冒頭のテーマにあるタイトル
前歯2本抜歯、非常に難易度の高い40代女性治療経過を見る
です
どの程度難易度が高いかというと、
そもそもが、治療開始時には治せる自信がなかったため、
治療費用は決定していたものの、支払は待ってもらいました。
つまり
治療不可の可能性があるので、返金等するのも面倒ですから
治療費用そのものをいただかないでのスタートだったのです
どの程度の難易度かというと
初診相談時に一番前歯がすでに1本なかった
(これは結構あることです)
さらに、隣の前歯も抜歯しないといけない状況であった
隣といっても、左右対称ではなく、
1番目がなく、2番目が抜歯という状況です
一方で、反対の1番目と2番目は問題がない状況でした
そこで、治療計画としては
1:上顎の歯が欠損している周辺を中心に骨移植(自家骨+人工骨ミックス)
2:上の歯の歯列矯正治療
3:経過良好であれば続行、不良であれば中止
4:下の前歯歯肉移植
5:下の歯の歯列矯正治療
という手順です
ここで、良く質問をうけるのですが、
私が治せても、他の先生では不可能な場合もあります
一方で他の先生が治せても、私が治せない場合もあります
繰り返しますが、歯列矯正治療は技術職です
例えていえば
調理師の免許があれば、ホテルのレストランのシェフになれるかというと
見習いからスタートになります
歯列矯正歯科医師も同様です
繰り返しますが、先生が10人いれば技術も10とおりです
とりあえず、治療費用は骨移植代金だけはいただきました。
歯列矯正はどうなるかわからないので、治療費用の請求はしていません
せっかく骨移植をしたので、
抜歯をしてしまうと、骨の高さが低くなってしまいますので、
抜歯予定の歯も利用しての歯列矯正治療です
結構動いてきましたね!
抜歯予定の前歯もなんとなく並んできました
ただ抜くのではなく、使えるものはなんでも利用するが重要です
さて、ここからが本番です
1番目の歯がなく、2番目の歯は抜歯予定
そこで、反対の1番目の歯を顔をまたいで反対側にもってきます
これが可能であれば、治療費用はいただくこととしました
欠点は歯の根が短くなることですが、それは仕方ないでしょう
かなりうまく事が進みました
患者さんは旦那さんからも良くなてきたといわれるそうです
下も2本歯の抜歯をして歯列矯正治療をスタートしました
上顎の方は抜歯したスペースはほぼなくなってきました
そこそこ形になってきたと思います
この写真だけをみると歯茎が下がっているなどといったことも見受けられますが、
あらためて、初診の状態と比較してみると
かなりの変化だと思います
顔面写真を掲載できないのが非常に残念ですが、
非常に若返り、きれいになったと思います
院長の私が40代半ばだからか
患者さんの御年齢も30~40代の比率が非常に高いです
本日も最後までありがとうございました
そろそろ患者さんが来院されますので、今日はこれにて終了とします
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