みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!
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いよいよ東京もgotoキャンペーンですね
僕には息子が2人いるのですが、学校の入試関係で休校中にキャンプに行かせるのですが
それもgotoキャンペーン対象ツアーになるそうです
冬になればスキー教室なんかもgotoキャンペーン利用できるといいですね!
利用する、利用しなくても 後からしっかり増税してきますから
いける人はいったほうが得だと思います。
しかしながら、僕自身は旅行にいけるどころか
インビザラインの講習会(ものすごく高額で1日10万円します)の3日コースのうち
スケジュール管理が不十分だったため、やむなく1日欠席することにしました
今回は、完璧に自分のスケジュール管理ミスでした
1か月先くらいまで診療や診断の予約がしっかり入っているので
患者さんの予約を変更するにも変更場所がないので、泣く泣くの判断です
一方でアメリカ発のzoomセミナーは録画視聴もできて2日で150ドルと格安です
移動中の電車でも夜中でもスマフォからでもみれます!
参加者も世界各地ですから数千人規模でしょう
リアルセミナーもいいですが、僕は全くの初心者でないので、zoomセミナーで十分です、768
さて、時間もないので、本日のテーマです
40代から奥歯を抜歯して歯列矯正した女性が50代になり、久々に来院されました
本当に苦労して治療した患者さんというのは、何年経過しても忘れないものです
そんな患者さんが1年以上ぶりに来院されました
それでは、いつもの日本矯正歯科学会ガイドラインに準じて報告します
1.主訴 上の歯が出ているのを治したい
変色している歯は神経をとっている歯です
上だけでなく、下の歯も出ていそうです
2.診断名
骨格性上顎前突、前歯唇側傾斜でした。
3.年齢
初診時年齢41歳です
4.治療に用いた装置
マルチブラケット装置でした。
5.抜歯部位
上顎は神経をとっている6番目の左右の第一大臼歯
下顎は右は親不知、左は神経をとっている6番目の第一大臼歯でした
つまり、銀歯の部分を抜歯しての歯列矯正治療です
しかも、治療開始年齢が41歳と
歯列矯正治療としては高齢でした
6.治療期間
なんと、4年3か月もかかりました。
理由は、第一大臼歯抜歯矯正は非常にリスクの高い治療でしたので、
上顎と下顎を同時に開始せず、まずは上顎の方を優先したりしたことでした
治療の流れです
上顎の方からスタートしています
下顎の方は、右の親不知を抜歯して部分ワイヤーです
いわゆるアップライトという方法です
銀歯の抜歯も左右同時ではなく、1本ずつ抜歯していきました
うごかないなどの非常事態に備えての保険です
奥歯を抜歯するのですから、残す奥歯はしっかりと
垂直的にサポートできていないと、大変なことになってしまいます
石橋を叩いてたたきすぎて石橋を壊してしまってもよいくらいです
これが終了時です。終了時は45歳になっていました(時間かかってすいませんでした)
この抜歯部位で正中線が一致できたことは奇跡でしょう(笑)
前歯も引っ込んだと思います
4年3月もワイヤー入れていましたが、ブラッシング良好でした
銀歯がなくなっています
と結果は良かったのですが、時間はものすごくかかりました
初診時と比較すると
患者さんがまじめで治療に対して真剣に取り組んでくれたことが良かったです
歯列矯正治療終了から5年経過した現在です
現在の年齢は50歳です
素晴らしいの一言ですね!
僕と同じ年齢とは思えないコンデションを維持していました
前歯は他医院にてセラミックに変更しております
使用頻度は患者さんそれぞれですが、
加齢とともに、歯列は悪くなっていきます
猫背になってきたり、肌のしわが増えてきたり
髪の毛が薄くなるのと同じです
それを最小限の労力で現状維持していくのが
保定装置です
7.治療費
最後に治療費用ですが、
歯列矯正治療費は税別で63万円でした
8.副作用をまとめると
やはり、長期間の矯正治療による
虫歯と歯周病ですね
本日も最後までありがとうございました。
それでは今日も1日がんばりましょう!
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