みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!
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先週は誕生日のお祝いやメールをいただいた方、ありがとうございました
この場を借りて御礼申し上げます
今日は両手でタイピングするのも快適とはいえませんが、苦でもなくなりました
明日から連休に入りますので、ガーデニング(草刈り)をしないといけなかったのですが、
手のことを考えて、これからは力仕事は外注することにしました
歯医者引退したら好きなだけ庭いじり楽しもうと思います
不思議なもので、いつも繊細な仕事をしているため
僕の手は50歳の男なのに女みたいな手をしています
ちなみに妻よりもきれいな手をしています
3歳上に実の兄がいるのですが(建築系の社長)
手がガサガサです
そんな僕でも力仕事(筋トレではない)を1日すると
手がガサガサになってしまいます
僕のたとえは手の話でしたが、
顔でも身体でも環境次第でいくらでも変化するという証明にもなります
矯正治療後のメンテナンスの重要性もそうです
メンテなんて面倒とおもわないで来院してください
こちらとしても再矯正はしたくありません
さて、本日の症例はモニターの患者さんではありません
モニター症例が品切れなので
急遽普通の症例の患者さんにお願いして症例を貸してもらいました
初診時年齢が13歳8か月
1:主訴は 永久歯が出てこない 歯医者で永久歯が1本少ないと言われたことです
1.主訴 2.診断名 3.年齢 4.治療に用いた装置 5.抜歯部位 6.治療期間 7.治療費 8.副作用にまとめると
2:診断名 骨格性クラスI 上顎右側側切歯埋伏 下顎左側第二小臼歯先天欠如 となりました
3:13歳8か月
4:治療にもちいた装置はマルチブラケット装置です
5:抜歯はおこなっておりません
6:治療期間は2年2か月でした
7:治療費は70万円(税別)です
8:副作用としては 虫歯のリスクが高くなること、歯肉炎のリスクが高くなることでした
それでは症例の詳細です
具体的には 上顎の前歯1本が出てこなく 下顎の奥歯が1本少ないという状況でした
レントゲンです
上顎の前歯が斜めにもぐっているのと
向かって右下(L)という側の歯が1本少なく、奥歯が斜めに倒れていました
口の中です
下顎の正中線が1本ずれています
上顎のもぐっている前歯が出てくる隙間がありません
左右の歯の数を数えるとわかると思います
噛み合わせはそれなりに噛んでいます
反対もそれなりに噛んでいました
永久歯の数が少ないので
もぐっている前歯も含めて
永久歯を多数抜歯しての治療も考えたのですが
正中線が大幅にまがっていて
顎も曲がっていたこともあり
非抜歯でできるところまで治療をして
その後再検討することとしました
まずは上顎を拡大しました
拡大完了したら、もぐっている歯を出すスペースをつくります
スペースができたらもぐっている前歯を引っ張り出します
前歯出てきました!
少し小さいですね
その後、下顎にも装置つけていきます
上下の微調整をおこない終了です
上下の正中線はちょうど1本分ずれています
上のもぐっている歯は無事に助かりました
下顎は永久歯1本すくないです
終了時のレントゲンです
斜めにもぐっていた前歯もきちんと並んでいますし
向かって右下の倒れかけていた奥歯もきちんと起き上がっています
比較するとよくわかります!
※もぐっている永久歯の歯は絶対に助かるわけではありません※
諸条件がそろわないと、抜歯になってしまいます
まとめ
本日はモニターでない患者さんの治療例をみていただきました
モニターでない場合、写真数が少ないですね
それでは、連休前の最終診療です
今日も10分前からフライング診療しないと昼休憩がなくなってしまいます
それではみなさんも1日がんばりましょう!
最後までありがとうございました
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