みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です
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1月に入って厳しい寒さが続きますね 連日のニュースではインフルエンザの猛威を報道する記事がチラホラと出ております。
予防接種をする時期としては季節はずれですが、先週の水曜日に予防接種を受けてきました(笑)
内科の先生からも ちょっと遅いんじゃないかなあ? でもやらないよりかはましかな? みたいなことを言われました。
確かに、ワクチンを接種する方の医師としてはこれだけピークの時期に予防接種でこられるとこの時点で感染している可能性も否定できません。
つまり、潜伏期中に予防接種をしてしまった場合症状を増悪させてしまう場合もあります。
歯列矯正でいえば、歯周病が進行している症例に対して矯正治療をしてしまった場合などがあてはまるのではないでしょうか?
インフルの場合は潜伏期ですので、症状がみえていない分だけやっかいといえますね
歯周病でもインフルエンザでも病気全般にいえることは 感染しやすい人と感染しにくい人がいます
その人のもっている抵抗力の差です。
一般的に平熱が高い人のほうが感染しにくいといわれていますし、唾液の量が多いい人のほうが口腔内の感染がしにくいといわれてます
また、歯並びの良い人の方が、悪い人よりも感染がしにくいといわれてます
感染のことに付け加えると、虫歯の感染に弱い人の場合は歯周病にはなりにくく、一方で歯周病になりやすい人の場合は虫歯になりにくいです。
これは口の中に存在する細菌数には限度があるので どちらかの病気の元となる細菌が繁殖しやすい環境の場合は一方の細菌が繁殖しにくい環境といえます。
残念ながら、虫歯も歯周病も細菌がいるからといって発病する病気ではないので、ワクチンなどは存在しません
なぜなら、虫歯の場合は細菌+口の中の歯周病の場合は細菌+咬み合わせ(咬合力)で発病します
ですから、咬み合わせを改善することは歯周病予防にとってはとても重要な因子になります
ワクチンは健康保険ではなく、自由診療なのはご存知と思います。
おなじく、歯列矯正も健康保険ではなく、自由診療になってしまうのは予防治療だからといえます
もう少し治療費用が低額になってくれればいいですね!
時間もなくなってきたので、本日の症例です
【永久歯 少ない】初診時から永久歯3本少ない30代成人矯正症例
本日の症例は
先天的(もともと)永久歯の数が足りない症例でした
上顎は左右対称に1本ずつ 小臼歯という歯欠損でした
下顎は下前歯1本が欠損でした
つまり、合計で3本の歯の欠損ということになります。
上顎は左右対称ですので問題はないのですが、下顎の場合は歯列が全体的にゆがんでしまっており、かつセンターの前歯が欠損している状況です。
こういう場合、上下の歯数を一致させるために抜歯をしたほうが良いのか?しないほうが良いのか・
抜歯するならどの部位を抜くのが最適なのか? 治療方針に迷いが生じます。
抜歯できたとしても、親知らず以外では下の歯1本までが一般的です。
それでは治療結果です
それでは今日も1日がんばりましょう!
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