私のブログを読まれている方、こんばんは。本日はスタッフが風邪のため午前中の診療がばたばたとしてしまい、ブログの更新ができませんでした。おそらく院長の風邪がうつったのでしょう。早く体調が良くなることを願ってます。
さっそくですが、インプラント矯正の前に、簡単な矯正の基本知識の話をさせてもらいます。矯正とは(お口の中はきちんと並んでいる歯とそうでない歯があり、最終的にはすべての歯を最適なポジションに配列をすることとなります。)
したがって、良いならびの歯と悪い並びの歯どうしがブラケットとワイヤーを用いて引っ張りあいっこをするのです。その結果、悪い歯が良い歯並びのグループに取り込まれていくのです。 話すととても簡単なことなのですが、矯正治療の難しいところは良い歯が動きやすく、悪い歯は動きにくいという点なのです。 そのため、良い歯を動かないように固定することがとても重要となります。(大学の矯正学の試験でもよく出題されます)固定とはanchorage(アンカレッジ)と呼ばれます。アンカー(anchor)とは錨(いかり)のことです。すなわち良い歯は錨(いかり)をつけてでもそこから動いてほしくないのです。
外国でアンカービールというものがありますが、そのラベルには錨(いかり)の絵が描いてあります。船も錨がないと動いてしまいますよね?歯も錨がないと悪い方向に動きやすくなってしまいます。 勘の鋭い読者ならわかったかも知れませんが、矯正用インプラントと錨(いかり)はなんとなくイメージが似ていると思いませんか?つづきは今週末にUPします。
この記事へのコメントはありません。