みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!
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前回のブログは結構な反響がありました。
やはり、歯列矯正治療の場合は 診断は科学的な根拠をもとにおこなっている反面 治療に関しては 職人芸 な部分は否定できません
かんがえてもみれば 美容室のカットにしても トップスタイリスト と アシスタント で比較してみれば値段が異なります
アシスタントなら、カットモデルといった無料で髪の毛をきってもらえる可能性もございます
同様に、歯列矯正治療も 一般歯科の先生の実験台という形で 格安で 自分の身体を提供している患者さんも多くおります
私も研修医時代から若いころは、 私のために身体を提供していただいた患者さんのおかげで今があります
しかしながら、大学病院ですので、 自分で勝手に診療をすすめることなどはできませんし、 教授ならびに指導医といった先生の
監視下に置かれて管理されての診療となります
管理が面倒という理由で、大学を卒業して5年くらい経過した先生の場合は 自分勝手な治療をおこなっている人も多くおりましたが、
今思えば、たったの5年程度の臨床経験では危なっかしいと思いますね
さて、本日のテーマは (矯正治療によって顔のゆがみがひどくなる)です
不適切な歯列矯正治療をおこなうことによって、歯並びがおかしくなっていくと、
やがて、顔がゆがんできます
一般的な顔のゆがみは顎の成長によって生じますが、
歯列の変化によって顔がゆがんでしまう場合もございます
本日の症例はそんな1症例でした
初診時の状況はわかりませんが、当院来院時の初診時の状況です
上顎の正中線もまがっていますし
上下に装着しているワイヤーが平行ではありません
横からみると治っている感じがします
ところが正面からみなおすと
上下の歯列での隙間の見え方がことなります
横からみると顎のエララインの左右高さがことなります
しかしながら、下顎からのぞきこむと、
左右の曲がりはほとんどなく、左右対称な骨です
ところが、歯列を観察すると
下顎の歯列はそこそこですけど
上顎の場合は、歯の数もことなるし、歯列の形も左右非対称です
右側にはインプラントアンカーがセットされています
左側はどうかというと
何もはいっていなくて、歯列が反対咬合になりかけています
今回のような状況は おそらく
担当医の力不足なのでしょう
このままでは、この症例は治りません
なぜなら、治すポイントがずれているからです
歯列以外にも問題点がたくさんあるので、ブログに書き込めませんけど
問題点をリストアップしていき
それにたいする解決法を箇条書きで列挙していくことで
治療方針をたてることが容易になります
困ったときほど コツコツ前進です
一気にひっくり返そうなんて思わないでください
当院の場合は転医患者さんの受け入れはおこなっておりますが、
原則として、前担当医から治療費用を返金してきてもらってから対応させていただいております
もちろん、返金業務は御自身でおこなうか?弁護士費用が発生します
本患者さんも、担当医が逃げ回っていて いろいろと質問しても返事をしてくれないそうです
それでは時間になりました!
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