みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!
先週から今週、来週にかけて非常にタイトで忙しい毎日を送っております。
どのような感じかというと、日常診療だけでも忙しいのに、それに加えていろいろとイベントが上書きされます
ざっと先週の日曜から来月までの日程ですが
5月17日 大宮で一日出張診療
18~20までプロ矯正歯科で通常診療
21日木曜は休診でしたが、ほぼ始発に乗って錦糸町へ ドルフィンという手術シュミレーションソフトのインストール アメリカ本国のサポートが必要な関係で時差の関係で早朝でないとできない作業でした。
ちなみにこのようなソフトです
とりあえず、上下顎切り手術の患者さん限定で無料で稼働していく予定です (下顎単独の人はおこないません)
本人も身体を張っての手術ですので、こちらも可能な限りがんばります。
10時すぎから千代田区永田町に移動して 日本口蓋裂学会に参加してきました。
その後、有明の東京ビックサイトに移動して教育ITという おもに学校関係者向けのIT展示会にいってきました。
私は教育者ではなく、ただの町医者ですが、この展示会はとても勉強になりました。
金曜、土曜は1日診療 日曜は午前錦糸町 午後は大宮で出張診療です
正直、外勤診療はそろそろ引退してプロ矯正歯科1本で勤務していきたいのですが、契約上、退職をする場合は自分と同等かそれ以上の先生にしなければいけないとなってます。
もともと前任者は昭和大学の準教授→講師→自分という形での引き継ぎでした。
歯科医師だけで100名近くいる医療法人ですし、矯正患者さんだけでもグループで月に300人くらいおります。自分担当の患者さんだけでも100名くらいおり、中途半端な先生に引き継いだらそれこそ裁判になってしまいます。
結局、引き継ぎの出口は大学の教授クラスしかないのかあなと思いつつ、いくつかの歯科大学の准教授ともコンタクトをとっている次第です。
さて、来月早々には日本顎変形症学会が開催されます。
今回は自分の発表は3題あります。 仲間の大学関係者 開業医の先生と共同での発表が5題あります
合計で8題の発表数です。ちょっと普通の数ではありまえん。
締切がせまっており、かなり緊張した毎日を送っております。こういうときは緊張感があるので体調を崩したりはしないのが自分です。一方で学会が終わると急に風邪をひいたりするものですね!
そんな毎日ですが、初診相談の患者さんにつきましては 十分なお時間を確保することがかなり難しくなってきました。 やはり初診よりも現在治療をおこなっている患者さんのほうが数倍も大切な方ですので御理解してください。 また、ものすごく遠方からお越しになる患者さんも多数おります。現在も高崎や前橋あたりからやってくる患者さんも多数おりますが、 一方で話だけ聞きたいや意見だけ聞きたいといった方もおります。
過去にはそういった話だけとか意見だけとかいった患者さんには大変失礼ですが、先生によって技量は異なりますので、他医院にてプロ矯正歯科ではこのように言われたなどといったことを言われてしますと。後々トラブルに発展してしまうことが結構あります。
結論としては 初診相談では 当院のシステム 治療期間 治療費用 抜歯の可能性 手術の可能性 の程度の説明であり、 個々の治療方針につきましては 検査診断時にお話しするようなシステムとなっております。何卒よろしくお願いします。
さて、長い前置きになってしまいましたので、ブログの容量的に2回に分けなければいけないような気がしてきました。
本日のテーマは
虫歯等で奥歯を抜くことになってしまった人の歯列矯正治療です
虫歯等で奥歯を抜くことになってしまった人の歯列矯正治療とは
先日も他医院にて第一大臼歯を抜歯して来院された40代の女性患者さんがおりました
確か、埼玉県の東武動物公園のほうからの来院でした。錦糸町から1時間程度ですので診療可能なエリアだと思います。
患者さんの要望は抜歯してしまった隙間を埋めてほしいとのことでした。
僕のコメントは条件が厳しいから隙間が残ってしまう可能性が高いとお答えしました。
正直、抜歯してしまってから相談に来られた場合はほとんど難しいと思ってください。
相談にくるなら、抜歯前に相談に来てください。
ここの部分は非常に重要な部分です。
それでは本日の症例です
正面からみるとかみ合わせがよくないですね。隙間がたくさんみえます。
しかしながら、本症例はかみ合わせの改善での相談ではありませんでした。
でもよいかみ合わせではないですね
奥歯がない部分があります
しかしながらよくよくみてみると
歯の根は残ってます。
近くの歯科医院でこの部分の歯は抜歯するしか方法はないと言われたそうです。
そのため、いっそ矯正治療をしようかと検討したそうです
検査した結果ですが、 右下の銀歯もかなり状況がよくなかったです。
本症例は経度の顎変形症でした。 第一選択は外科矯正でもよかったのですが、
本人の主訴は審美的要素ではなく、歯科医院で指摘された部分の隙間を埋めたいとのことが1番でした。
また、可能なかぎり歯は温存してほしいとのことでした。
さて、結局どの部分を抜歯したのでしょうか?
装置装着してからの写真です
残念ながら紙面が終わってしまいました。
続きを早く読んでみたい人がおりましたら恒例のクリックをよろしくお願いします
それでは本日も一日がんばりましょう!
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