みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!
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ゴルフ好きでない人もそうでない人も、全英オープン優勝の渋野プロすごかったですね!
どのくらいすごいかというと、テニスの大阪なおみ選手と同等といってよいと思います
それくらいの快挙ですから、国民栄誉賞ももらえる可能性もあります!
来年のオリンピックも非常に楽しみですね
ゴルフというスポーツは非常に奥が深い競技です
歯列矯正治療と近似している部分があって
ゴルフの目的は18ホール終了すること
歯列矯正治療の目的は保定にすること
目的を達成するのに方法がいくつかあること
競技者、先生によって、目的を達成するやり方も異なります
また、攻める時に使用できるアイテム(方法)が人によってバリエーションが異なります
ゴルフで優勝する人は最少ストロークでホールアウトするし
最下位の人はたくさん打数をうってしまった人です
歯列矯正治療の場合、最短治療期間で終了する先生もいますし
何年やっても終わらないような先生もおります
唯一の違いは
ゴルフはカップインすればOKで、カップインはだれでも同じ質ですが
歯列矯正治療の場合は保定といっても、先生によって質が異なります
僕は、ゴルフはアマチュアですが、歯列矯正はプロだと思っています
アマチュア目線でプロゴルフと自分のゴルフの違いを分析できるのと同様に
歯列矯正治療もアマチュア先生とプロ先生の違いは分析できます
たまに、患者さんから かかりつけ歯科医の先生に矯正をお願いするか?
プロ矯正歯科でお願いするか?相談されることがあります
そういったときは、どうぞ御自由にとしか言えません(汗)
歯列矯正治療の場合はゴルフのように競技がありませんので、
先生のランク付けなどは認定医程度ですから仕方ありません
日本矯正学会認定医があるなしは最低限の目安とおもってください
それでは、本日のテーマです
30代女性、治療開始から9年経過、一向に改善しない理由は?後編
2010年8月から歯列矯正治療を開始しました
約2年後の2012年9月
このあとに音信不通です
このまま未来院になっても大丈夫と思ったのでしょう
ところが
奥歯ボロボロでしたので、ワイヤーがなくなれば大変なことになります
なんと!この患者さん
6年後に突然来院されました(汗)
2012年に失踪して
2018年に再来院です
普通なら他のクリニックにいくと思うのですが、、、、
もしかしたら、他のクリニックで断られてたのでしょうね
みごとに全部はずしていました
こうこれでいいのでは?と話しました
またまた奥歯数本がだめになってしまいました(涙)
結局、患者さんは適当なの人なのでしょうね
患者さんはクリニックを選ぶことができますが
クリニック側は患者さんを選ぶことができません
とにかく、無断キャンセルが多く
しっかりと時間をとっても、反故にされてしまうことがたびたびありました
この患者さんに限らず
途中で来院しなくなってしまうタイプの方の多くは
虫歯多数の人がおおいいです
ほとんどの患者さんは
歯を1本も抜いたことがないような人ばかりです
本人はわかっていないのですが、
虫歯多数で歯列矯正を希望されている患者さんは
とてもレアな人と認識してください
結局、遠回しに治療を断ったのですが
前回と同じような結果にはできない
追加抜歯が必要になること
いろいろと話したのですが、
きちんと通院するとのことで
治療再開しました
また上から装着です
奥歯は抜歯ですね
下もだめですね
どんどん抜歯してしまって
インプラントか入れ歯どちらにしますか?
と話すのは容易ですが、
人情的になんとかならないか?と模索してしまいます
結局、親知らずを手前に移動しつつ
歯の移植もプランに入れました
親知らず手前に移動中です
親知らずを手前に移動完了しました
下の方は
反対の歯を抜いて移植しました
移植って簡単そうで、むずかしいです
インプラントの方がよっぽど楽です
移植歯固定してほしいですね
本日も最後までありがとうございました
それでは、残りの夏休みたのしんでください!
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