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【マウスピース矯正装置 裏側矯正装置】治療が困難な症例とは?

みなさまおはようございます!東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!

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いつもは8時になるとブログを終了するのですが、本日は8時からブログを書き始めております。
医療機関はレセプトという診療報酬を保険支払基金に提出するのですが、レセプト発行という作業をおこなっていたので、おそくなりました。

レセプトという作業は本当に面倒なのですが、これをきちんとやらないと国から治療費用を支払ってもらえなくなりますので、大切な作業です。

そういえば、人気ブログランキング矯正歯科の中に、マウスピース矯正のブログを掲載している女性の患者さんがおります。

まったく面識がないのですが、なかなか面白いブログですので、よかったら見てください。

個人的にはあのくらいの症例をマウスピースで治療するのは相当困難なはずですので、結果がとても楽しみです。しかも、治療と並行してブログをアップしているのでごまかしが一切不可能です。治療期間も含めてフォローしております。


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さて、本日のタイトルは
マウスピースや裏側矯正装置では治療が困難な症例とは?です。

矯正歯科に限らず、治療というのは技術職です。
工業製品を作っているのではなく、職人気質的なものがあるのも事実です。
マウスピース矯正治療も裏側矯正治療も職人気質的な部分は多いにあります。

ですから、私が不可能といっているだけで、ほかの先生なら治療可能な場合もあります。

ただ、前回のブログでも記載しましたが、私の場合は一般的な矯正歯科の先生の2倍程度の診療数を診ているので、経験も2倍になります。
しかも、40年間で4000症例よりも20年間で4000症例のほうが、肥やしになるのは当然です。
自分自身、矯正歯科治療の技術向上が継続しているのが実感できます。
何歳まで技術が向上するのかはわかりませんが、体力の衰えがでてくるとそうはいかなくなると思います。

まとめとしては

ある一定数の経験がある、矯正歯科医師からみて、マウスピースや裏側装置では治療が難しいと思われる症例と思っていただきたいです。

それでは症例です

マウスピースや裏側矯正装置では治療が困難な症例

1

開咬ならびに叢生です
このような歯列の場合、長い期間上下の歯が接触していないため、 動かない場合があります。

 

 

つまり、歯としての機能がなくなってしまっているのです。
寝たきりの人が歩けなくなるのと同じと解釈してください。

2

 

 

 

 

3

 

 

奥歯しかあたっておりません。

開咬そのものは裏側でもマウスピースでも治療可能です

次に上の歯列です

5

相当な叢生です。

また、向かって左側の犬歯が変なところから生えてきてます。
専門的な言葉で転位歯といいます。

 

 

この転位歯の改善をマウスピースでおこなうことは ほとんど無理でしょう。

また、裏側矯正装置でも何年かかるかわかりません。
下顎はどうでしょうか?

4

下顎の状態は裏側でもマウスピースでもなんとかなるでしょう

ただし、
今回の症例は下顎の状態にもう1つ難易度をアップすることがありました。

 

6

レントゲンでは向かって左側の下の奥歯(白い部分)の状態が良くなく、おそらく抜歯になると判断です

 

 

開咬の方の場合、一番後ろの歯の負担は 通常の咬み合わせの人の数倍もあります。
前歯の役割も犬歯の役割も奥歯がすべておこないます。

ですから、ダメージも相当なものです。
30歳もすぎるとボチボチ抜歯となっていく方が非常に多いいです。

ですから、今回は下顎の奥歯は抜歯予定で、可能ならばその後ろの親不知を手前にもってこようとする計画でした。
私は過去に親不知を手前にもってくることは何回も成功しております。

しかしながら、裏側矯正装置で親不知を手前にもってくることはうまくいきませんでした。
また、マウスピース装置は生えている歯を対象とした治療ですから、このような処置は不可能です。
つまり、表側の矯正装置でも難易度100%の場合は裏側やマウスピースでは難易度が200%になってしまいます。

それでも日本のどこかには200%を治してしまう人はいると思います。
名医というのはどこの国にも必ずおります。

ただし、一般的な行為ではありませんので、患者さんレベルの知識では不可能と思っていただいた方が無難です。

それでは、治療経過です。

上からスタートです。

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少し進んで下もスタートです

 

 

 

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まだまだ全然治っていません(泣)

14

だいぶ形になってきました。
ここからが勝負です

 

 

 

16

上顎は裏側の装置は撤去してさっぱりです!
下顎は親不知を引っ張りはじめてます

 

 

 

15

最終状態です

 

 

 

 

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左右異なる抜歯に加えて、開咬、叢生状態で 良く治ったなあと思います。

 

 

 

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上顎の歯列もまあまあです

21

下顎の親不知はもう少し引き寄せたかったのですが、時間切れでした。

 

 

 

20

トータル治療期間は 約3年6ヵ月です。

初診時が

 

 

1

5

終了時が

 

 

 

17

21

 

 

 

 

 

ここまで歯並びがかわると、自分にも自信がつきますね!

歯列矯正治療で大切なことは
歯並びを治すだけでなく、 歯並びを治すことによって、自分の魅力を100%引き出せることです。

100%自分の魅力を引き出すことで、新しい自分に出会えます。

知らず知らずのうちに他人からみた自分の評価もかわってきます。
それでは8:30をすぎました。

本日も最後までありがとうございました。
今日も1日がんばりましょう!

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