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関東地方でも桜満開になってきましたね!

ただし、朝晩の冷え込みは結構なきびしさを伴いますので、花見はほどほどが良いと思います

過去をさかのぼること24年前、大学病院の新人医局員時代、花見の場所取りをしていたことが原因で風邪を引いたことがあります

それ以来、花見という形で宴席に参加したことは一度もなく、もっぱら散歩中心での花見しかしておりません

墨田区は桜の名所がたくさんありますので、診療のあとでも散歩してみていただければ幸いです

さて、

本日は冒頭タイトルの件で御報告があります

このたび、4月末で歯列矯正モニター割引を休止することになりました

理由は

ワイヤー矯正治療のモニター症例数が一定数、集まったことで

モニター割引は休止することとしました

ただ、このブログをみている方の中にも

先日相談にいったばかりなのにといった患者さんもいらっしゃると思いますので

相談時に御渡しする料金カードを変更することにしました

つまり、古い料金カードの患者さんは、モニター割引OK

新しい料金カードの患者さんは モニター割引NG

という形にさせていただきます

一方で、

マウスピース矯正装置の代表格である

インビザラインのモニター割引は継続していきます

せっかく、世界最新モデルの口腔内スキャナーを購入したわけですし

インビザラインの進化にあわせて、症例数も増やしていきたいので

モニター割引の扉は完全に閉鎖するのではなく、

マウスピース矯正については継続していきますので御安心ください

導入して1週間で3人の検査患者さんがおりましたが、

3人すべてモニター割引でのマウスピース矯正治療を希望しそうです

※この3人の患者さんはワイヤー矯正でもモニター割引可能ですが、

それでも、マウスピース矯正を望まれておりました。

症例によっては

マウスピース+部分ワイヤーといった組み合わせもありますし

どんな状況になっても、治す自信はございますので、安心してください

話はかわりますが、

前回の外科矯正治療の退院された患者さんが

昨日来院されました

手術前よりも ものすごく 知的で美人になっていました

おそらく、本人も

会社や友人から美人になったと

言われているはずです

人間は 他人に評価されると 納得する生き物です

来院時、患者さんは また別のことを質問してきました

質問の内容は ここでは省略しますが、顔の変化のことではありません

まったくもって別段、問題のないことなのですが、このような状況になってしまうと

前回のクレームが解決すると 新しいクレームを探すのです

女性は感情的な動物ですから、自分の意見が 昨日と本日で変わることも結構ありますし

理屈よりも感情優先ですから、あれこれ理屈をならべてもうまくいきません

自分の中の価値観が〇〇となってしまうと、

+になった変化もすべて-として受け止めてしまうのです

残念なことですが、これは人間の本質的な性格になってしまいますのでどうしようもありません

また、無理に刺激すると 不満が怒りに変化してきてしまいます

もうこうなるとどうしようもありません

これと同様なことが

小児矯正相談にこられる御両親にも多くおります

歯列矯正治療は非常に高額な治療費用がかかることもあります

特に、小児矯正から大人までずうっと治療をおこなうと、100万円位はかかることは普通です

ですから、できることなら 治療したくないという気持ちもよくわかります

そういった方の問診票に共通する言葉が

治療の必要性があれば説明してほしいとの一言です

専門家からみれば、治療の必要性があるのは一目瞭然なのですが、

患者さんの御両親はできることなら治療はしたくない

このようなジレンマは日々日々たくさんあることです

でも、よく考えてみると

矯正治療は小児で無理に治療をしなくても大人になっても可能です

ただし、大人になってから治療をすると 抜歯治療になったり外科矯正治療になる確率があがります

一方で、小児から開始すると 絶対に抜歯治療や外科矯正になるのか?というと

そんなことはありません

ですので、

今後は御両親が治療を望んでいない場合は

こちらが治療をした方が良いと思っても説明はほどほどにしていくことにしました

たいがい、治療を望んでいない方の場合は 歯列矯正治療に対する知識も少なく

こちらの説明に理解していただくことが難しい場合が結構あります

数年経過して大人の歯に交換してしまえば、視覚的に治したくなると思います

そこの時点からきちんと治療完了まで導いてあげれば良いと考えてます

最後になりますが、本日の症例です

初診時年齢は58歳 女性の患者さんです

主訴は歯並びのガタガタと 前歯の突出感でした

 

58歳で歯列矯正と希望されるのですから、外見も美しい方です

たしかに上下の前歯が出ている感じはあります

 

下の前歯は2本重なっておりました

上の歯列は重なりがないので、重なりがない分、上の歯列が前にでているのでしょう

 

前歯の上の歯茎がかなりなくなってしまってます

この状況ですと、前歯は抜歯になるでしょう

反対側は大丈夫そうです

 

58歳ということ

詰め物多数ということ

上顎の前歯は抜歯しないと難しいとこ

上記を総合して診断した結果、

抜歯は1本もせずに、インプラント矯正治療をおこなうこととしました

上顎に装置セットです

下顎にも装置セットです

下顎は飛び飛びに装置をセットしてます

インプラントアンカーセットしました

まあまあ仕上がってきたとおもいます

初診時よりも下がっていると思います

咬み合わせも良好です

こちらも問題ありません

よくぞ、下顎の歯列も並びました

うまくいったと思います

上顎にもインプラントアンカー矯正をおこないました

治療開始から2年4か月

患者さんの現在の年齢は60歳です

こちらとしては、十分な仕上がりだと思っているのですが

まだ、前歯が出ていると訴えております(汗)

2カ月前に装置を外した50代の女性も

同じような訴えをされてしまい、

この時はワイヤー装置も外してしまった後だったので

これ以上は無理と説得したのですが、

結果的には患者さんは不満感が強く

かといって、年齢的なこと、骨格的なことを

色々といっても、女性は感情的なので無理です

むしろ、不満→恨みに変化してしまいます

普通に考えれば、40代、50代、60代で

歯列矯正治療をきちんと受けることができる

知識と技術をもったクリニックであることに

幸せももってもらいたいのですが(汗)

年齢や歯周病や詰め物のことを話すぎると

女性にかぎらず、ムカつくと思います

女性は何歳になっても女性なんですよね~

でもわかってほしいのは

10代と60代では 骨も歯も筋肉も別人なんですね

自分が50代に近づいてきて よくよく理解できてきたことです

そろそろ診療開始になります

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