みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!
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ポスト安倍首相の後任が令和表明の菅さんになりそうですね!
僕のかってな思い込みですが、日本の総理大臣は代々続く政治家の一族が担うと思っていたので
もしも菅さんが総理になったら一大事です
それでも火中の栗を拾う担い手としては適任かもしれませんね
おそらく、本人も総理大臣になれるとは想像もしていなかったでしょう
僕の親友の1人に台湾プロ矯正歯科院長 陳信光先生がおります
陳先生は50歳ちょっとで台湾矯正歯科学会会長になられました
70歳の人を追い抜いての抜擢だったのですが
本人曰く、なりたいとも思わなかったし、先輩もたくさんいたし
という状況でした
つまり、やりたい人がたくさんいると、派閥間の取引で
無派閥で有能な人物が抜擢されるのでしょう
菅さんが優秀か優秀でないかはよくわかりませんが
高卒で秋田から集団就職で上京してきた人がここまでくるのは
台湾の陳先生とダブってしまいます
指のほうもまだまだなので
そろそろ本題にはいります
今日のテーマは
小児歯列矯正の開始時期です
まず、歯科界全体の傾向として
患者さんの奪い合い 囲い込みがすごすぎます
派手なクリニックでもそういう傾向あります
もっと患者さんの立場にたってほしいと思います
不正咬合を知る前に正常咬合をしりましょう
これは小児の正常咬合です
ポイントは
1:上下の中心線が一致していること(重要)
歯と歯の間に隙間があること
ちなみに
この患者さん
これでも永久歯ガタガタに生えてきました(笑)
つまり
日本人の90%くらいは
なんらかの歯列不正があるということです
つぎに小児で問題ある歯列です
わかりますよね?
1:反対である
2:中心線がずれている
反対だけなら経過観察でもいいのですが
中心線がづれている場合は検査したほうがよいです
つぎに
歯の交換について
どこまで様子みてよいか?です
上の前歯が1ないし2本生えてきたときまでには相談したほうが良いです
こんな感じです
この患者さんも前歯交換までまっていました
反対が自然になおらないので
ここからは治療しないとどんどん悪くなっていきます
アメリカの有名な論文では
不正咬合は経過観察しても治癒はしないとの結論でした
現状維持もしくは悪化するそうです
下の歯列はならんでいます
よく、下の歯列がガタガタで相談にこられますが
下がガタガタの場合
ほとんどの人が上もガタガタになります
上記の症例が参考になると思います
それでは、本日は時間も少ないので
これで終了します
結論としては
小児歯列矯正は
乳歯列の場合
上下の中心線がずれている場合ははやめに検査
そうでない場合は
上の前歯1ないし2本はえてくるまでは様子みるです
中心線と上の前歯はキーワードですね!
最後までありがとうございました!
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