みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です
9月は祝日が多くて助かりますね! 外科手術も3件しかありませんし、8月と比較したら本当に楽な毎日を過ごしております。 日本矯正歯科学会の発表原稿も作成しなければいけないのでいろいろと大変ですが、カルテの山に囲まれてすごしたのと比較したら本当に快適な毎日です。オーバーワークは身体に良くないですから。
そんな中、先日は遠方からの患者さんが相談に来られました。
栃木県足利市という所からの患者さんでした、前橋市や高崎市からもいらっしゃっている人はおりますが、足利市は始めてでした(笑) 初診相談の患者さんの場合、無断キャンセルも多く、キャンセルをなるべくなくすように患者さんの希望を汲んで予約をとることがおおいいので、ものすごく混雑しているところの時間帯に相談にきてしまうことを多くあります。
たまたま足利市からの患者さんが来院された時は時間に余裕があったので、当方としては当院で治療しなくてかまわないので、できるだけ親身になって話を聞いてあげることに努めました。
このようにブログを書いていると、読者が私のファンとなって相談だけでもという形で来院されることも多くあると思いますが、その場合は受付で時間の余裕のとれるところを指定していただけるとありがたいです。
これだけブログで何回も記載しているのでしつこくて申し訳ありませんが、平日の夜間と土曜日は初診相談に十分なお時間をとることができません。いわゆる予約の2重重ねといった状況ですので、御了承ください。
一方で、9月は開業当初に治療をされた患者さんが本当に久しぶりに来院されました。
3名ほど数年ぶりに来院されたのですが、そのうちの2名が友人同士でした。
矯正治療を開始したのがおよそ10年前、メンテナンスに入って8年くらい経過していたのですが、2人そろって来院されたのが始めてだったこともありとてもびっくりしました。
紹介というのは結構難しく、〇〇さんからの紹介ですと言われて来院された患者さんの場合はほとんど治療をすることになってしまいます。それはこちらから強制しているのではなく、紹介された患者さんの心理からは紹介していただいた友人を立てるという意味でもそうなってしまいます。
ですから、あえて紹介といわず隠して来院する方も非常に多いいのです。
つまり、自分の目で当院を確認したいということでしょう
歯列矯正治療は高額で治療期間も長くかかりますから当然といえば当然と思います。
【歯並び 永久歯 矯正】 親子姉妹の歯並びとは?
また、本日の症例ですが、3名のうちの1名の患者さんです。
この患者さんも非常に記憶に残っている方なのですが、初診相談に2度来られました。
21歳の時に相談に来られたのですが、2度目は母親との同伴でした。
歯列矯正は治療費用も高額でしたので、心配そうな顔で母親がついてきたのを忘れません(笑)
当時は患者さんの数も少なく、医院としての信頼もまったくなかったですから当然といえば当然でした。
このように永久歯が重なってしまう原因としては、早期の乳歯の脱落が大きいです。
乳歯が虫歯などで抜歯になってしまう場合は矯正治療を早急に対応しないとこのようになってしまいます
治療開始1年後の状態です
この段階までいくと、患者さんの妹さんが来院されました!
妹さんの状況です
道がそれてしまいますが、妹さんの治療結果です。
ちなみに心配されていた母親ですが、先日歯周病の相談で来院されました。
9年ぶりということもあり、あの時のお母さんというのをすっかり忘れていました(笑)
お母さんの初診状況です
治療後です
じつは、弟も来院されていました。が僕はきづきませんでした(笑)
この家族は姉妹だけは紹介でしたが、親子と姉弟は内緒で来院でした。
もとにもどりますが、治療開始2年後の状態です
治療開始9年後、ひさびさに来院されました。
前回の来院から3年以上経過していました。
親知らずが生えてきたこと以外はそれほど問題ありません
僕の方針は歯列というものは矯正治療しない人でも変化するとの考えがあります。
したがって、歯列矯正治療が終了した人でも1週間に1ないし2回くらいは夜間にリテーナーを装着することを勧めております。
睡眠時間6時間の人でしたら、週に6ないし12時間だけ装着です。
たったこれだけで、上記のようなコンデイションを保てれば良いと思います。
そろそろ診療開始です。今日も1日がんばりましょう!
この記事へのコメントはありません。