みなさまおはようございます。
東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!
2週間ぶりのブログ更新となりました。
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みなさま夏休みは消化できましたか? 私は休診日を入れて3日ほど休暇をいただきました。お天気にも恵まれてひさしぶりの家族サービスができて本当に良かったです。やはり、ワークライフバランスを考えて行動をしないと仕事は順調でも家庭が崩壊してしまいます。
おそらく、家庭が崩壊してしまうと、仕事にも影響が生じると思います。
さて、1週間前の15日の土曜日に、テレビ収録が終わりました。今回のテレビの話は自分よりも弁の立つ矯正歯科医師の友人に話を紹介したものの、お盆収録ということもあり断られてしまいました。その結果、自分で収録を引き受けることになった次第です。
たったの2分間の収録のために1時間近く何回も何回も撮り直しをしたので、テレビは大変だなあとおもいました。 内容はクリニックの紹介が中心ですので、わずか2分間ということもありますし、たいした事ではないですが、筆おろしということですし、収録画像はHP等でリンクする予定です。
ちなみに、放映は9月末とのことでした。
さて、本日のテーマは
【外科矯正】軽度に顎が曲がっている症例は検査して分かる
歯科矯正治療を希望された患者さんのうち、十分な検査を受けずに治療開始されてしまう方も多いいかと思います。理由は簡単で、患者さん自身が歯科矯正治療をおこなう上でどのような検査が必要かということが十分認識されていないということです。
たとえば、自分が胃がんだったと過程して手術が必要になった場合は、どのような検査が必要なのか?と考えてみてください。
当たらかずも遠からずといった感じで一般の人々でもなんとなく予想できそうなものです。
一方で、歯列矯正治療の場合はまだまだ認識が不足していることもあり、十分な資料を収集する機材がそろっていないクリニックも多数あります。
それでは本日の症例です
一見、前歯が一部反対で軽度の歯並びガタガタといった症例です
何の問題もなさそうです
上からもてもよくあるガタガタです
下からもても同様です
横のかみ合わせはどうでしょうか?
一部不十分なかみ合わせです
それでは正面の顔面レントゲン写真撮影をおこないました。
どうででょうか?
目を左右対称になるように位置決めしている写真です。
これは正面頭部エックス線写真です。
別の患者さんの写真ですが、CT画像ですとこのようになります。
これは別のもっと顎がずれている人の写真です
このような正面の顔の歪みについては、ある程度ひどい場合は一般顔写真でもすぐにわかりますが、軽度の場合はこのような検査をしてみないとわかりません。
治療は、顔のゆがみを認識しないでおこなってしまうと大変なことになってしまいます。
大切なポイントは顔の歪みは歯列矯正単独では改善しないので、骨の歪みに応じて歯列も歪ませて仕上げていくことです。
それでは、現在の状況です
なんとなくそろってきてます
上顎の歯列はほぼ完成しております
下顎の歯列はまだ60%程度の仕上がりです
一見なんてことがない症例なのですが、事前に顎のズレがわかっているか否かで治療経過、治療期間に影響が出てきます。
それでは、本日はまだ8時前ですが、やらなければいけない雑用が山ほどあるのでこれで失礼します
それでは本日も1日がんばりましょう!
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