みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!
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今週の表紙画像は全英ゴルフ優勝の渋野日向子プロにしようかと迷ったのですが、彼女の表紙は次回とさせていただきます(笑)
夏の高校野球も試合が消化してきました
僕も明日から夏休みなので、じっくりと高校野球をみることができます
一方で、高校野球にあまり興味のもてない人におすすめな番組が
熱闘甲子園という番組です
テレビ朝日系列で夜23時ころから放映されます
すこし夜の時間ですので、録画してみてもらっても良いと思います
野球好きでない方でもきっときにいってもらえる番組ですので
女性の方も1回で良いのでみてください
最近の日本人は1つの事に夢中になることが少なくなってきました
そんな昔かたぎの日本人の魂を感じる番組です
さて、本日のテーマですが
30代女性、初診来院時から9年経過。まだまだ終わりが見えない理由は?です
長文なので、今回は前半と後半にわけてコラムを書かせていただきます
初診時です
一見、どこにでもあるガタガタでした
虫歯を放置してしまって、根っこだけになっている歯があります
下顎の歯列にも虫歯を放置してしまっている歯が数本あります
ここで、重要なことは
このような状況になるまでには、歯痛が相当すごい状況になったことが
1度や2度ではありません
この時点で抜歯確実な歯が上1本、下2本あるのですが、
1つの歯が仕事いけないくらいの激痛になること2回としても
2×3本で6回の激痛を経験しています
それでも一般歯科の診察にいかないような患者=すこし鈍感な人
という図式が成り立ちます
いかんせん、今から9年前の初診でしたので、
私もそれほどこのような症例の経験がありませんでした
今なら、初診相談時に
本人の治療に対する姿勢を含めてじっくりと話をして
場合によってはお断りしていたでしょう
レントゲン画像です
いつくかの歯は抜歯することとなり歯列矯正を開始しました
なるべく悪い歯を抜歯する方向です
ほどなくして下にも歯列矯正を開始しました
奥歯は抜歯予定でしたが、まずは抜歯前にレべリングが鉄則です
すこしずつ改善してきました
すくなくとも上の歯並びはよくなってきました
下の方は歯茎がさがらないように慎重におこなっております
ここまでで、治療開始から2年経過でした
2012年9月以降、連絡がぱったりと途絶えてしまいました
いわゆる治療中断です
※当院は年間1~2名の治療中断患者さんがおります※
このような患者さんは自分の主訴が改善されたからか?
勝手にこなくなってしまいます
よく振り返ってみましょう
たしかに、並んできています
奥歯は抜いたままになってしまっています
上が並べばそれで良いという人もおります
この後の続きですが、
当院では部分矯正治療などおこなっていない理由があとでわかります
全体的に治療しても、咬合の安定が難しいのに
部分的になおっても、長期間維持するのは大変なことです
とにかく、患者さんは何の連絡もなしに蒸発してしまいました
続きは次回です
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