みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です
朝晩は涼しくなってきましたね!ただ、ゲリラ雷雨だけはどうしようもなさそうです。
昨日は10月末に開催される第73回日本矯正歯科学会の大会抄録がとどきました。抄録とは大会のスケジュールならびに発表者の要旨が記載されているページ数おおよそ300枚程度の冊子です。
僕は今回2つ演題を発表してます。通常の発表とは1人の持ち時間が6分程度で、実際の内容はあらかじめ紙に印刷したものを掲示しておき、当日はその内容をフォローする意味合いで6分時間をもらえます。
一方でもう1つの演題は持ち時間がなんと1時間という長さの会議形式の議長を勤めさせていただけました。
これは一般演題といわれている発表が150演題程度あるのと比べて、わずか12演題という狭き門です。
今回の12演題の中では僕はブッチギリの最年少でした(笑)
いちおうこれでも大学卒業20年目の44歳ですが、演題採用されたメンバーは大学の名誉教授や元矯正学会の会長など、平均年齢は軽く60歳を越えておりました。 たまたまですが、自分の次に若手だった先生が知り合いの大学准教授でした。彼の年齢は48歳でしたので、40代はわずか2名のこりはそれ以上、70歳代も2名もいました。
採用するサイドから言わせれば、高齢で有名な先生の演題を不採用したら後々大変なことになってしまいます。
つまり、そういう意味では実質倍率はものすごく高かったのではないのかなあと感じました。
まだまだ準備期間1ヶ月以上ありますが、新しいWin8のノートPCも購入してさっそく資料作成してきます。
さて、本日のテーマは
【スピード矯正 期間】結婚式前に綺麗になりたい!ブライダル矯正症例
一般的な結婚の流れは
交際をする
プロポーズする
両親に挨拶する
結納をする
入籍をする
結婚式をする
といったながれになると思います。
女性にとっては結婚式は一生で1回の晴れ舞台ですのでハッスルしたい気持ちはよくわかります。
ただ、歯列矯正治療の場合は時間がどうしてもかかってしまいます。
先日もそういった相談の患者さんが来院されました。
しゃくれだけでも治したいとのことでした。
時間を急ぐにはスピード矯正という手法がありますが、
これが可能な症例は 骨格的に前後、上下に不調和のない症例に限定されます!
つまり、 わたりやすく説明すると
1:自分の顔はこのままでよい(骨格的に問題ない もしくは気にならない)
2:出っ歯やしゃくれなどではない
3:奥歯でかんでも前歯が閉じない等の症状がない(前歯で物が噛みきれる)
4:奥歯でかんだときに下の前歯が正面からきちんと見える
5:左右の奥歯の咬み合わせにズレがない(顎の左右差がない)
6:骨格的にエラが張っていない
といった条件がクリアでき、かつ外科的な補助を加えると可能になります
それではどういった症例が適応症なのでしょうか?
一見、相当なガタガタですが、ほぼ左右対称なガタガタです
時間の関係で症省略しますが、骨格的に出っ歯でも受け口でもありません
相当なガタガタですが、このくらいガタガタの方が帰ってスピード矯正には向いてます
下も同じ状況ですが、繰り返しますが、このくらいのほうが帰ってスピード矯正には向いてます。
それでは結婚式前にはどのようになってのでしょうか?
下の前歯はまだガタガタが残ってますが、正面からみると気にならない程度まで改善してます
結論としては、お付き合いしている段階で結婚を意識したら矯正相談に来たほうが良いということです!
もし、お付き合いした結果、結婚までいかなかったとしても自分的には価値がアップしているはずですよ!
それでは今日も1日がんばりましょう!
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