みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!
よかったら応援のクリックをよろしくお願いします
いよいよ夏の甲子園が開幕しますね!
昨年は秋田県の金足農業高校の吉田投手が注目をあつめましたが、
彼は甲子園の本大会で勝ち上がって有名になってきました
本年は甲子園前の県大会で、岩手県の大船渡高校の佐々木投手が注目を集めていました
どちらも東北の公立高校という点では共通なのですが、
昨年の吉田投手は県大会ではそこまで注目されていませんでした
つまり、素材ではどちらも一流ですが、佐々木投手の方がやや上ということでしょう
そんな中、彼は岩手県大会決勝戦に登板することなく、大船渡高校は甲子園に出場できませんでした
この議論は各種マスコミなどで報道されましたが、悩みに悩んでの決断だったのでしょう
僕は素人ですが、佐々木投手の身体つきはまだ子供の身体です
ここで無理をして一生をだいなしにするよりも、将来に備えての判断で良かったと思います
人間のピークは人それぞれです
小学生がピークの人もおります。芸能人の子役などはそうだと思います
また、中高年になってブレイクする人もおります
どんなことでも継続しつづけることが、成功への最短距離だと思います
それでは、本日のテーマです
小児歯列矯正治療にもインビザラインが導入されました
小児歯列矯正治療と永久歯列矯正治療の大きな違いは
永久歯を抜歯するかしないかだと思います
やはり、小児時期で永久歯の抜歯を選択するのはどうかな?と思います
そうなると、まずは
ガタガタの歯列もしくは出っ歯の歯列、受け口の歯列
どんな状況でも
永久歯を抜歯しないでなんとかならないか?と選択していきます
そうなると
治療方法は歯列の拡大となります
拡大とは?ひろげるということです
前に広げるか?
横に広げるか?
後ろに広げるか?
と広げる方向の違いはありますが、
まずは広げます
1:広げる
2:並べる
といった手順です
つまり、
1と2は同時にはおこなえません
ところが、
インビザラインの場合は
広げると並べるを同時におこなうことが可能です
つまり、治療期間が短縮されることになります
これは非常に大きなことです
一方で、装置代が高額なので、
歯列矯正治療費用が高額になってしまいます(大人と同等です)
それでは症例です
このように前歯がねじれてはえてくることが結構あります
小児歯列時期は良好だったのに
永久歯がはえてきたらガタガタになってきたといった感じです
前歯だけ大人の歯ですが、子供の歯に比べてとても大きいです
レントゲンで大人の歯のサイズを計測すると、
上顎はならびきらない判断でした
従来の歯列矯正治療では
拡大をしてもきちんと並ばないくらい
重度の叢生症例でした
それを、インビザラインをもちいることによって
不可能が可能となるのです
クリンチェックというソフトウエアをもちいて
計画をたてます
ざっくりですけど、1ヵ月単位での歯の移動様子です
徐々に改善されてきています
ここまでで半年です
これが最終予測です
予定期間は8か月です
治療前です
治療後です
大きな永久歯が生えてくるスペースを考慮して
空隙を作成しております
また、治療途中に乳歯が抜けて
永久歯が生えてきた場合は
再び型取りをおこないます
歯型をとったことのある方なら経験ありますが
歯型をとるのは大人でも苦痛です
子供の場合、嘔吐してしまうこともあります
インビザラインの場合は
アイテロという、歯型をとらないですむ
新しい器械を用います
これをもちいることで
歯型の苦手な方でも
快適に治療をすすめることが容易となります
今後の治療経過を楽しみにしてください
それでは、本日も1日がんばりましょう!
最後までありがとうございました
この記事へのコメントはありません。