みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!
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参議院選挙、終わりましたね
投票率も50%をわり、政治に対して国民の関心が薄いことがわかります
投票率が悪い場合は浮動票の獲得が困難になりますから、
芸能人などの名前が売れている人は当選しずらくなります
そういう意味では、投票率が低い選挙もそれなりに得るものがあるのではないかと思います
政治でも歯列矯正治療でもきちんと勉強をした人が携わったほうが、無難ではないでしょうか?
僕は、歯科医師の友人も多くおりますが、
そうでない職業の友人も結構な数おります
そんな中、
最近立て続けに歯列矯正治療の相談ではなくて、
歯の検診をしてくれないか?といった
一般歯科での相談を数回受けました
話を聞くと、
歯のクリーニングをいった際に
虫歯数本の指摘を受けて
すぐに治療をしないと大変なことになると
言われたそうです
その中の1名は経済学博士なのですが、
20歳の時に歯の神経をとる治療を受けました
いろいろとあり、神経をとったままにして放置した結果
30年経過し、現在50歳なのですが、
その歯は健全に保っているそうです
30年間、どこの歯科を受診しても
その歯の治療の継続をすすめられるそうです
プロ矯正歯科には、来週くることになっているのですが、
本当にその歯の治療が必要か?
田中先生にジャッジしてほしいとのことでした
僕は、過去に
虫歯を放置していたという理由で
患者さんの母親から訴えられそうになった経緯があります
放置していたのではなく、経過観察していただけなのですが、
患者さんは高校生で学校歯科健診の結果、虫歯を指摘さえました
時間がないとのことで、
プロ矯正歯科ではなく、近所の歯科を受診した結果
虫歯が10本あると言われ
当日に痛くもない歯の神経をとることになり
上記の理由で、母親が激怒して来院という経緯でした
現在、歯科医師は過剰時代になっています
生活するためには、必要もない歯をどんどん削る先生も
多くいると思います
クリニック選びで重要なことは1つだけです!
初診時に説明するのは当然として
処置に対しては、患者さんが考える時間をもてるように
結論は次回まで待ってくれる先生をみつけることです
歯科の疾患は癌などの命にかかわることはほとんどありませんし
仮に舌癌だったとしても、開業医ではなにもできません
つまり、
初診でいきなり歯の神経をとるような先生は気御付けてください
歯科医師と患者さんは人と人の出会いににています
お見合い倶楽部のようなイメージです
私はお見合いしたことはないので想像ですが
お見合い当日にガツガツした行動をとる男性に
魅力を感じることはないと思います
少しくらい遠くても
判断に迷ったら、信頼できる先生に相談してください
また、新しくできたからといって
特に理由もないのに、歯科医院の受診をするのは
やめた方が良いと思います
それでは本日のテーマです
25歳初診から10円以上経過した
上下左右4本抜歯した、36歳患者さんです
まずは口の中初診時です
いろいろとあって、装置をつける前の写真がなくなってしまいました
今から10年以上まえです
症例にもよりますが、
装置になれる意味も含めて
上もしくは下からスタートします
抜歯も必要なタイミングで1本ずつおこないます
一気に4本とか抜歯しません
それから下をセットしていきます
抜歯→セットではなくて
セット→抜歯です
本当に抜歯が必要か?
今一度検討します
約2年で装置がとれました
この時で27歳くらいです
メンテナンススタートです
メンテナンス開始から8年後です
年齢ばかりで失礼ですが、36歳です
それほどかわりません
その間、金属の詰め物が外れて治療した歯が1本
奥歯の着色がきになると治療した歯が1本
あとは歯茎の検査と定期クリーニングのみです
1年に1回、誕生日を目安に来院をお願いしています
患者さんの場合2通りあります
定期メンテナンスは面倒ですが、
僕の母親はもうすぐ80歳ですが、
江戸川区から杉並区の歯科医院まで
数か月に1回、メンテナンスに通っています
足もかなり悪いです
それでも継続しています
一方で
もういいやという患者さんも結構な数おります
人それぞれ価値観は異なりますので
どうぞご自由にですが、
長い間、継続してチェックしている先生にとっては
患者さんは大切な財産です
そんな患者さんにひどいことをする人間は
確率的には少ないはずです
9時になりました
今日も忙しいですが
がんばって1日やります!
さいごまでありがとうございました
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