みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!
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プロ野球選手の契約更改がすすんでいますね!
読売ジャイアンツの菅野投手の年棒は65000万ですし、
海を渡ればヤンキースの田中投手の年棒は20億円ともいわれています
一方で、プロ野球選手でも2軍選手の場合は年収240万(月給20万)がたくさんいます
高校や大学などプロに入る前まではこんなに違いがなかったとおもいすが、
プロ選手になると夢がある反面、とてもきびしい世界ですね
プロスポーツに限らず、学業でも共通していることなのですが、最近変化してきたことがあります
それは、
以前は勉強もスポーツも 幼少期から1流と言われてきた人が勝ち残ってきた結果、頂点にたつ図式だったのですが
近年は、コツコツ努力を積み重ねてきて ある沸点を超えたらブレイクするという形です
たとえば、野球にたとえると
甲子園の優勝校などの選手はプロに入るか、もしくは大学や社会人にいきます
大学にいくとすれば、東京6大学が一番人気ですから、早稲田大学や明治大学に入学するのが普通です
勉強に例えれば、開成高校や筑波大駒場などの難関校に入学して東大を目指します
野球にもどしますが、今年のプロ野球ドラフト会議では
東京6大学卒業の野球選手でプロから指名を受けた選手は3人程度でした
少なくとも、早稲田大学は0人です
つまり、
他の大学 場合によっては無名大学からの選手がかわりに指名されているのです
勉強も同様です
開成高校が東京大学の進学割合が日本1なのは変わりませんが、
他の無名校からも東京大学に入学する生徒が増加しています
どちらにも共通していることがあります
1つは、優れた教育者(コーチ)の存在です
以前はもともと身体もしくは自頭が良かった、才能のある人間だけが達成したゴールが
今は、すぐれた指導者のもとで、教育をうけることによって達成されます
つまり、育成の重要性です
2つめ 小さな成功の積み重ねで自信をとりもどす
コツコツ積み上げていくとことで、ふりかえると素晴らしい結果を手に入れることができます
当然、1の育成が重要になってきますが、
育成+コツコツ型が 大成する世の中に変化してきました
このブログをみている親子さんも
御子息の教育の参考にしてください
それでは、本日のテーマです
小児期の不正歯列は大人になっても改善できないことが多くある(早期治療の勧め)
小児歯列の(すべて乳歯の場合)
特にきをつけていただきたいのは
上下の咬み合わせはもちろんのこと
上下の歯列の中心が一致しているかの確認です
初診時が4歳です
当時の私は、まだ治療するのは早いという認識でした
しかしながら、反対の咬み合わせはもちろんのこと
上下の歯列の中心がずれていました
6歳の誕生日です
反対咬合はどんどんひどくなってきました
今なら、治療をすすめていると思いますが
当時の私は様子をみましょうでした
なぜなら、上の歯がまだ乳歯だったからです
上顎の歯も永久歯にはえかわってきました
やはり反対咬合は自然には改善しませんでしたので
ここで、歯列矯正治療を開始しました
小学校入学したばかりの1年生です
そのごの治療経過です
1年生の終わりころです
2年生になって前歯の交換が進んできました
4年生になって、上下の前歯の交換が終了して
反対咬合が改善しました
しかしながら、上下の正中線は一致しておりません
横の乳歯の交換もすすんできました
やはり上下の正中は一致していません
すべての歯が永久歯になりました
また、身体の成長もストップしてきました
しかしながら、上下の正中線は一致しませんでした
つまり、
今回の上下の正中線については
歯が問題ではなく、顎のゆがみが問題となり
そのゆがみを改善することができず
また、ゆがみをひどくすることもなく
反対咬合を改善することとなりました
100点の治療かというと
95点ではないかと思います
患者さんは治療結果に満足されていますが
もしかして
別の患者さんであれば
この結果に不満をもつ場合もあります
治療にベストを尽くすという観点でいえば
もっと早期から治療を開始していれば
よかったのかなあと振り返ります
本日の結論としては
乳歯列時期に上下の正中線が不一致している場合には
当院としては早期に検査することを勧めていくという方針となります
そろそろ9時になりました
本日も最後までありがとうございました
寒い1日ですが、がんばります!
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