みなさまこんにちは。東京の歯列矯正治療歯科プロ矯正歯科院長田中憲男です
昨日と1昨日は日本臨床矯正歯科医会の例会に参加してきました。さすがに矯正歯科を専門とする集団ですので、臨床のレベルが高いことはもちろんのこと、日本全抜歯はできるだけしない方向での矯正治療国から先生が集まってくるのですから大変なことと思います。
会場は東京ステーションカンファレンスという東京駅から歩いて1分程度にある、非常に立地の良い場所でした。新幹線出口すぐですので雪が降っていても傘いらずでした。最近東京で開催される学会は当場所を好んで使用する傾向がございます。
さて、最近の傾向としてはなるべく歯をぬかないで矯正することは可能か?といった方向にすすんでおります。インプラント矯正治療が導入されることとなり、従来ならば抜歯しなければ治療不可能だった症例でも抜歯をしないで治療することが可能となりました!
しかしながら、口元の突出感を改善したいなどの要望がある場合はやはり抜歯治療をおこなったほうが治療結果が良好となる場合が多いいのも事実です。
抜歯をしなくても歯科矯正はできる?良好な歯になる治療の流れ
当院では、小児期からの矯正治療の場合、可能な限り抜歯をおこなわずに治療をさせていただいております
本日の症例も抜歯をせずにおこないました。
このように歯が引っ込んでしまっております。
下の歯も引っ込んでいます。
治療方法としては、骨がやわらかいことを利用して拡大をおこない、
その後ワイヤー矯正を行いました。
治療期間は1年8か月です
このように正中線も上下一致しております
ひっこんでいた歯もきちんと並んでおります
良好な咬合関係です
なるべく抜歯治療を避けた計画をおこなうためには、小学校高学年までには一度専門医の診察を受けたほうがよろしいと思います。
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