みなさまこんにちは。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!
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異常気象のために、桜の満開もわずかな期間でしたね
僕の場合は自宅が埼玉なため、東京よりも開花が遅いです(寒いため)
そんなこともあり、桜の花見は
東京で1回、埼玉で1回、そして、昨日は茨城方面で1回と
合計3回満開の桜をみることができました
本当に桜はきれいな花ですね。毎年みている人がそう思うのだから、
外国人観光客はびっくりするでしょう
桜の開花にあわせて、花粉が散乱しているようです
僕の妻もこの年齢で花粉症になってしまいました
花粉症は何歳になっても発症するのですね
幸い、僕は今のところ大丈夫ですけど、明日はわかりません(汗)
さて、本日のテーマです
花粉症とあきらめないで!鼻の病気が歯並びにも影響する理由は?
です!
鼻と口は交通しているのは御存知ですね!
鼻は鼻の役割があります
空気をすう、匂いを嗅ぐ等
一方で口は口の役割があります
食べる、咬む、発音する
ところが、鼻の悪い人の場合、
鼻と口の役割を混乱させてしまうことが結構あります
例えば、鼻がつまっていると
口で呼吸します
専門用語で口呼吸とよびます
口呼吸がなぜよくないかというと
1:口の中が乾燥するため、口臭の原因となる また、歯周病も増悪する
2:汚れた空気がダイレクトに肺にいくため、風邪などをひきやすい
3:いつも口をあけているので、顎の成長方向が悪い方向に変化してしまう
他にもあると思いますが、
上記のうち3の部分が歯列不正につながる一番の要因です
口をあけていると、自然と顎の成長方向は下方成分が大きくなるようなきがします
科学的には解明されていませんが、きっとそうなはずです
それらを解決するのは
まずは耳鼻科にいくことです
症状が悪くなってからいくのではなく、
ありとあらゆる手を使って、徹底的に完治を目指します
最近は舌下錠療法などもでてきたそうですから
なんでもやってみた方が良いと思います
鼻のコントロールができれば
ワイヤー装置を必ず使用する必要はございません
高額な歯列矯正治療をうけなくても良いかもしれません
それでは症例です
開咬が主訴で相談にきた7歳です
さっそく、検査して治療開始となりました
並行して耳鼻科にいってもらうことが大切です
開咬ですね
舌の癖があると、前歯だけ斜めっていたりします
反対も同様です
治療開始6ヵ月です
咬合平面の段差がなくなっています
ここまでくると、前歯でものを咬む
咬段練習をする必要があります
治療開始から2年半経過しました
その間使用した装置は
口呼吸を改善するとりはずしの矯正装置1つだけです
上記の状態になってから、1年経過しました
若干前歯があいていますが、気になるようでしたら、
マルチブラケットセットすると伝えています
左右ともに、2番目と3番目の間がキャッチできませんでした
すべての症例がこのような改善をするのではなく、
様々な条件が合致した時と思います
鼻の治療に対して一生懸命取り組んだ結果だと思います
また、口呼吸を改善するために努力した結果といえます
低年齢なのに、母親のいうことを良く守った賢いこどもさんでした
すべての子供が同じように治ることは難しいでしょう
治療に取り組むきっかけになれば幸いです
それでは、本日もがんばりましょう!
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