みなさまこんにちは。プロ矯正歯科院長田中憲男です。
前回は学会の内容でのブログでしたが、今回は小児期の矯正治療のつづきを話させていただきます。
前回は学会の内容でのブログでしたが、今回は小児期の矯正治療のつづきを話させていただきます。
可能であれば前々回のおさらいブログを読んでおさらいをしていただきたいです。
乳歯列時期で治療を開始する場合の症状を目をとおした後に、今回の内容を読んだほうが、より一層理解が深まると思います。小児矯正の内容については、次回で完結する予定です。
乳歯列時期で治療を開始する場合の症状を目をとおした後に、今回の内容を読んだほうが、より一層理解が深まると思います。小児矯正の内容については、次回で完結する予定です。
【医師が教える!】小児矯正の治療期間、注意点について知っておくべきこと⓵
さて、上下の前歯4本が大人の歯に生えそろうと、しばらくは乳歯→永久歯の歯の交換がお休みとなります。つまり、乳歯と永久歯が混ざり合っている「混合歯列期」という時期になります。
混合歯列時期の前半に治療を開始するか、後半に治療を開始するかは、10人10色ですから、それぞれの症状にあった治療のタイミングがあります。
つまり、この時期に一度は専門医にチェックをする必要があるといえます。
つまり、この時期に一度は専門医にチェックをする必要があるといえます。
特に、将来永久歯を抜歯せずに歯科矯正治療をお考えの場合はなおさらです。
今回の症例は次の理由で混合歯列初期の時期に治療を開始しました。治療期間はおおよそ1年です。
1.6歳臼歯が途中で生えてこなくなったため
2.横の乳歯を抜歯することになってしまったため
3.転勤の可能性があったため
2.横の乳歯を抜歯することになってしまったため
3.転勤の可能性があったため
という理由で早期に治療を開始しました。
特に、6歳臼歯は、咬合の鍵といわれている歯です。これが8歳をすぎても生えてこないことは病的と判断してもよいでしょう。
つぎに、抜け変わる時期でないのに、奥歯の乳歯を抜歯することになる(虫歯等)
という事態になると、咬合誘導を早期に開始する必要性が生じるため、治療開始となります。
つぎに、抜け変わる時期でないのに、奥歯の乳歯を抜歯することになる(虫歯等)
という事態になると、咬合誘導を早期に開始する必要性が生じるため、治療開始となります。
まとめとしては、
1.混合歯列時期に1度はチェックすること
2.虫歯等がある、もしくは歯が生えてこない場合は早期の治療可能性がある
3.特に異常がなければ、混合歯列後期までは経過観察でも問題はない
1.混合歯列時期に1度はチェックすること
2.虫歯等がある、もしくは歯が生えてこない場合は早期の治療可能性がある
3.特に異常がなければ、混合歯列後期までは経過観察でも問題はない
ということです。
先週は本当に激務でしたが、今週は木曜日に休みをいただけたので元気復活です。
今週の1週間です
今週の1週間です
月曜日:一日診療(学会明けのためとても混雑しておりました)
火曜日:一日診療(翌日の手術の最終準備)
水曜日:午前中千葉病院にて先週の手術患者さんの経過をチェックしたのちに午後3時まで手術。その後大宮に移動して4時から8時すぎまで矯正治療
木曜日:一日休み。
金曜日:一日診療
土曜日:一日診療
日曜日:大宮CTセンター出勤
火曜日:一日診療(翌日の手術の最終準備)
水曜日:午前中千葉病院にて先週の手術患者さんの経過をチェックしたのちに午後3時まで手術。その後大宮に移動して4時から8時すぎまで矯正治療
木曜日:一日休み。
金曜日:一日診療
土曜日:一日診療
日曜日:大宮CTセンター出勤
といった1週間でした。ひさしぶりの完全1日休みはとても良い気分転換になりました。
さあ、いよいよ来週から7月です。はやめに小児期の矯正治療の続きをおこない、成人矯正、スピード矯正、外科矯正等の内容も随時紹介していく次第です。
さあ、いよいよ来週から7月です。はやめに小児期の矯正治療の続きをおこない、成人矯正、スピード矯正、外科矯正等の内容も随時紹介していく次第です。
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