みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!
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プロ野球ペナントレースもいよいよ終盤にさしかかりました
ゴールがみえてくると、優勝をめざしているチームとそうでないチームの方針ががらりと変わります
具体的には、優勝目指すチームはラストスパートですし
そうでないチームは来年のことをにらんでの選手起用となってきます
そんな中、長年チームを引っ張ってきた功労者たちも
年齢による衰えには勝てなく
現役引退を考えてくる選手も多くいます
おそらく、年齢による衰えの一番は視力だと思います
筋力についてはトレーニングで相当カバーできます
元、メジャーリーガーのイチロー選手も
視力温存のために紫外線を直接みないことやテレビやスマフォをみないようにしていたそうです
そんな中、昨日のスポーツ新聞に
阪神タイガースの鳥谷選手が戦力外という見出しがありました
鳥谷選手は阪神だけでなく
プロ野球を代表する選手です
大学野球の名門、早稲田大学を卒業して阪神タイガースにドラフト1位で入団
大卒生え抜き野手で2000本安打を達成し名球会にも入りました
そんな球団の功労者ですが、シーズンが終わっていない中
戦力外通告です
ネット上では長年の功労者に失礼ではないか?と書き込み多数でしたが
おそらく、鳥谷選手と球団は何度も話し合いをしたと思いますし
阪神タイガースとしてはコーチとして球団に残ってほしいと嘆願したはずです
つまり
何がいいたいかというと
シーズンが終わっていないうちから、戦力外通告をすることで
鳥谷選手を欲しがっている他の球団が手を挙げやすくする
つまり、彼が一番望んでいる 現役続行の道をつづける確率を上げることができると
判断したと思います
ゆくゆくは鳥谷選手は将来は阪神タイガースの監督になるでしょう
監督になる前に、他の球団でプレーをすることは
人脈を増やすことにもなりますし、視野も広くなると思います
他のチームの戦術を学ぶこともできると思います
お金は一生困ることのないくらい稼いだはずですから
年僕にこだわらず移籍して、ひと花咲かせてください!
さて、本日のテーマはすこし視点が異なります
クリニック側からの視点で、インビザライン矯正の欠点は? です
インビザライン矯正治療は
ワイヤー矯正治療のように24時間装着することがありません
食事中ははずします
激しい運動時も外します
メーカーからの推奨は一日20時間ですので
4時間も外す時間があるということです
たとえば、朝食事と歯磨きで30分 昼も急いで食べて食事と歯磨きで30分
夜は飲み会があるので、3時間外す これで合計4時間外しています
飲み会も毎日参加する人はいないと思いますので、飲み会の時だけ少し外すことなども可能です
これはワイヤー矯正治療と比較するとものすごいメリットがあります
結婚式の時も そのままでも矯正しているのがわかりません
ここまで書くとメリットばかりなのですが、、、、、
メリットの裏返しはデメリットなのです
それは、治療を自分で管理する必要がある のです!
僕もインビザライン矯正中なのですが、ついついマウスピースをはめるのを忘れてしまうことがあります
僕が忘れるくらいですから、他の患者さんも必ず忘れるときがあると思います
また、インビザラインの場合は
通院間隔もワイヤー矯正治療に比べると長くなる傾向があります
2カ月か3ヵ月に1回の通院間隔です
そうなると、上記のマウスピースはめるのを忘れているような患者さんで
かつ通院間隔が長めの場合
治療がまったくすすまず、何も変化なしといった不具合が発生します
だいたい、このようなケースは
治療費用を本人ではなく
保護者が支払っている場合です
インビザラインに限らす、6ヵ月以上未来院の場合は
追加治療費用が発生する可能性があることを説明しています
追加治療費用を支払っても治れば良いのですが
このような患者さんの将来が心配ですね
他には
治療費用の支払いトラブルが多発してしまいます
インビザライン矯正の場合
ワイヤー矯正装置のように目立ちません
そのため、
自分の主訴が解決してしまうと
それっきり 来院がストップしてしまいます
当院の場合
インビザライン矯正の治療費用を院内分割ローンでおこなっていました
繰り返しますが
インビザラインの場合
通院間隔が毎月ではありません
そうなると支払のある月は大変です
具体的にはどのような場合でしょうか?
症例です
正面からみるとそれなりな感じします
前歯がでています
結構したの歯列がガタガタです
上は前歯2本が出ています
上記の症例をインビザラインにておこないました
歯列にアタッチメントがついています
すこしならんできました
上の前歯はまだでています
だんだん下がならんできました
上もならんできました
出ている前歯もひっこんできました
もともとはというと
だいぶ変化しています
ここまでは順調なのですが、
残りはあともどりしないように追加アライナーを作成しました
そんな中、患者さんはピタット来院しなくなってしまいました
電話しても連絡がつかず、ショートメールしても反応なしです
治療費の支払いは途中でストップしています
つまり、
ワイヤー矯正などの場合は
はずすのも大変ですし、他のクリニックにはずすことを頼んでも
断られることがほとんどです、
当院に他の患者さんが来た場合は基本ことわりますし
どうしてもという場合は担当のクリニックに電話連絡をしています
一方で
インビザライン矯正の場合は
治療を中断するのも来院しなくなるのも
本人の自由意思です
支払を踏み倒す確率も
ワイヤー矯正と比較にならないくらい高いと思いました
そんな事情もあり
インビザライン矯正治療の場合は
治療費用の支払い方法が
従来のワイヤー矯正治療とは
異なる形式にせざるおえない形となりました
治療費用をもらえないと
クリニック経営が苦しくなるので、
結果的にきちんと治療費用を支払ってくれる人に迷惑がかかります
一番最悪な患者さんは
治療費用の支払いを途中ですっぽかしていて
何年もしてから、後戻りしたとかいって
再来院する患者さんですね
考えられないのですが
上記のような患者さんは本当にいるのです
それでは、本日は少し早いですが
これにて終了にします
最後までありがとうございました。
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