みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です
本日は千葉県鴨川市にある亀田病院にて顎変形症の手術があります。
今、高速バスの中でブログを書いてます。
金曜日のブログとても評判が良かったようです。
いままでの1日最高アクセス数が537人だったのですが、
金曜日は512人でした!
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午前中は錦糸町の診療をやすんでの手術出張です。
当方のミスで数名の患者さんに診療日時の変更をお願いしました。
本当に御迷惑をおかけしました。
私は顎変形症の手術室に同席するのは毎回ではありません。
それはどのような場合かというと、
外科の先生が手術同席を望んだ場合と御理解ください。
つまり、患者さんの希望でもなく、自らの希望でもありません。
それでも、埼玉県の実家から千葉県の鴨川市にいき、
午後から錦糸町で診療をするのはかなりハードな日程です
起床時、5時25分自宅出発、5時40分始発で東京駅へ
東京駅6:30分発の高速バスで亀田病院です。
9:00に亀田病院に着です。
患者さんの手術室入室は8:30ですけど、麻酔やなにやらで開始は9:00くらいです。
手術時間はおおよそ3時間ですので、終了は12時ごろです。
本日は午後14:30から錦糸町にて診療のため、11:30分ころに亀田病院を出発します。
11:57分発の電車に乗れれば14:30分に錦糸町にもどれる計算です。
スケジュールがタイトな場合はしっかりとした準備が大切です。
これは日々の行動でも日常の診療でも同じです!
それでは、本日のテーマ
どんな方法があるの?小児歯列矯正治療で症状が改善されない場合⓶
です
前回はこちら
小児歯列矯正治療を望んでいる患者さんならびに保護者の方は
みな、小児時期の治療ですべて完結することを望んでおります。
しかしながら治療を担当する医師側からすると
100すべての人がそうなるとは思っておりません。
やはり、顎の成長は予測不可能です。
小児期の歯列矯正治療が完了して顎の成長が終了した状態です
初診時と比較すると、それなりに改善はされています
しかしながら、患者さんは納得しておりません。
そうなると、次のステップの診療に入ります。
まずは、初診時同様に検査をして診断をします。
上顎前突の原因が骨格的なものか?歯系のものか?を診断し
適切な治療計画を立案します。
抜歯する場合はどこの歯を抜歯するのか?
それとも外科的矯正治療が必要なのか?
治療方針を決定し、同意署名をもらいます。
今回の症例の場合は
上顎2本抜歯にての歯列矯正治療をなりました。
まずは、抜歯をせずに歯列矯正装置をセットです
上顎前歯が出ているのを改善したいのですから、
いきなり上の前歯が前にでるような力系はもちいません。
よこからみると結構前歯でています
よくみると前歯に隙間があります。
抜歯する前に、わずかな隙間でもきちんと閉鎖します。
小さな配慮です。
下顎の方は、抜歯はしない方針です。
約2年の治療期間でワイヤー装置がはずれました。
前からみるとよくわかりませんが、横から見ると
相当前歯が後退しているのがわかります。
さて、どこの歯を抜歯したのでしょうか?
これが治療終了後の上顎です。治療開始前と比較すると
かなり小さくなってます。
下顎は抜歯してません
もぐっていた一番うしろの歯もなんとは並べました
まとめ
小児歯列矯正治療で改善不可能な場合は
顎の成長発育が完了するころに第二段階の歯列矯正治療が必要な場合もある
また、その割合は20%以上と比較的多い
その場合の治療方針としては
永久歯抜歯による歯列矯正治療
外科的矯正治療など、検査診断の結果最適な治療方針が決定されます。
本日も最後までありがとうございました。
これからがんばってきます!
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