みなさまおはようございます
歯列矯正・外科矯正なら東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!
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昨日の大雨大変でしたね。
じつは、昨日の僕は年に4回おこなわれる歯科医師会の親睦ゴルフコンペでした。
親睦ゴルフコンペですから、通常は朝1番に錦糸町駅前に集合して貸切バスでゴルフ場に移動です。
ところが、昨日は自分の45歳の誕生日だったこともあり、家族との約束もあったことから自家用車にて現地に向かいました。
現地とは茨城県の某ゴルフ場でした(泣)
普通のお付き合いなら絶対にキャンセルするところですし、当日のキャンセルも結構いたそうですが、僕は年に4回の開催ですし、次回は12月なのですが手術で参加できないこともわかっていたこともあり、相当無理して現地に向かいました。
道中あやうく、自家用車が道路に水没するところでした。
まさに人生の修行というのにふさわしい悪天候の中のゴルフでしたが、無事に自宅にかえってきました。
往復の運転時間が7時間、ゴルフプレイ時間が5時間 合計12時間とてもとてもくたびれましたが、参加者の誰も怪我等なく、なんとか終わったというところです。
ゴルフはその人の性格が出ると言われますが、僕の場合は非常に安全なゴルフをします。
矯正治療も同様ですが、基本的にギャンブルが嫌いです。10回に1回成功することよりも、10回に9回成功することを選択します。
木曜日のゴルフもそうでしたが、到着して練習なしのスタート、数か月ぶりのラウンド、おまけに悪天候ですから、テイーショットは6番アイアンでした。 普通ならドライバーを持つところでしたが、スタート3ホールはすべてアイアンを使用してのテイーショットで大けがをしないようにリズムをつくりながらゲームを壊さないようにおこないました。
矯正治療もゴルフ以上に安全な治療をこころがけていきたいと思います。
さて、本日のテーマは
【小児期 歯列矯正】小児期の歯列矯正の目的は完璧に治すことではない
我々が行う歯列矯正治療の対象は上顎と下顎です。
ちなみに、頭の構成は頭蓋と上顎と下顎です。矯正治療を対象とする場所は上顎と下顎です。
顎には上と下があるのはみなさん御理解していることと思います。
それぞれの顎の違いを簡単に説明すると
上顎: 骨がとてもやわらかい。おおよそ8歳くらいで成長が完成する。
下顎: 上と比較すると骨が硬い。成長は身長がのびている間は大きくなる。
両者を比較すると上顎は骨がやわらかいことで、アゴを拡大することが容易です。
また、8歳くらいで成長がストップしてしまうので、矯正装置をもちいないと拡大困難(つまり、自然に大きくなることは不可能)と患者さんにも説明できます。
一方で、下顎は 骨が硬いためアゴの拡大は困難です。また、16~18歳くらいまで成長することからもしかしたら自然に広がることがあります。また、大きくなりすぎて受け口になってしまうことも可能性としてはあります。
結論としては、小児期の歯列矯正治療の場合は下顎歯列に関しては上顎と比較すると慎重な判断が必要になるといえます。
それでは上顎はどの程度まで拡大できるのでしょうか?
本日の症例です
これで安心と言いたいところですが、この患者さんはまだ小学5年生です
これから身長が伸び、それにあわせて下顎も成長していきます。
仮に、少々かみ合わせが変化したとしても、この状況まで改善しておけば、最終状態は抜歯等おこなわなくても十分改善可能な状況になりそうです。
しかしながら、
このままの状況で放置して大人になっていったとしたらどのようになっていたか想像がつくと思います。
小児矯正の目的は 完璧に治すのではなく、その人のもっている成長を引き出してあげること、
本来のその人の成長の軌道修正をしてあげることです。
ですから、もともとの修正しても軌道が悪い場合の人(遺伝的要因や鼻が悪い、口呼吸、指しゃぶり)など
ある人はそういった部分も改善してあげないといけません。
いろいろと改善しても遺伝的要因はどうしようもありません。
それでは、本日も1日がんばりましょう!
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