みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!
今朝は台風の影響で電車の遅延が予想されたため、いつもよりも早起きし行動を開始したのですが、電車の方は時刻表どうりに運行しておりました。今回の台風は風というよりも雨の影響が大きい感がします。
東京でも0m地帯という土地が海面よりも低い地域があります。そういったところを中心に床下浸水等の心配がありますので、みなさん厳重な警戒が必要です。今日の午前中はラジオやテレビ等で台風情報をこまめにチェックしましょう。
そんな天候ですので、こういった日の患者さんはキャンセルが多数でると予想するのが一般的なのですが、天候が悪い分、他所にいくところもないのが普通です。ですので、蓋をあけてみると天気の良い日よりもキャンセルが少ないのが雨の日の特徴です。道中に何かあると心配なので日程を変更していただきたいのがこちらの本音なのですが、こればかりは患者さんの権利ですのでなんとも答えられません(笑)とにかくお気を付けてください。
さて、ここからが本日の本題です。
【治療結果 まとめ】マウスピース矯正に適した症例とは?
マウスピース矯正を否定する話ばかりして関係者からヒンシュクを受けてしまった可能性もございますが、私はマウスピース矯正をすべて否定しているわけではありません。
適応症を選んで治療すればかなりの高確率で良好な治療結果が得られます。
ここで、大切なのは適応症を選ぶということです。
ですので、マウスピースですべての症例が治療可能である!マウスピース矯正専門!
などといった類の歯科医院はあやしい歯科医院と判断しても仕方ないでしょう。
それではマウスピース矯正の適応症とはどのような症例でしょうか?
簡単にまとめると
1:抜歯症例は避けた方が良い
~ここでいう抜歯症例とは診断の結果良好な治療成績をおさめるためには抜歯が必要と判断された症例のことをいいます。ですので、単に、患者さんが抜歯したくない等の個人的な都合は削除させてもらいます~
2:垂直的移動を伴う歯の移動症例は避けた方が良い
~八重歯など歯を下方または上方に移動することが必要な症例の場合は不適切といえます。
3:上下の正中線が著しくずれている症例は避けたほうが良い
~マウスピースは歯の並行移動を苦手としております~
上記の問題がない症例であれば、マウスピース矯正でも良好な結果を得ることが可能となります。
それでは本日の症例を供覧します。
上方から撮影した写真だけなのですが、前歯のガタガタが主訴での来院でした。
全体の写真を拝見すると
このような状況でした。
この程度の症状であれば、マウスピース矯正の適応症といえます。
治療結果です
良好な咬合関係を維持しております。
上方の写真をみてみますと、
初診時はこうでした
かなり良い状態です。
それでは症例2です
上方からの写真です
かなり厳しい叢生(ガタガタ)です
初診時の組写真です
治療の流です
最終的な治療結果です
上方からみた写真です
初診時の上方からみた写真です
治療結果です
ですので、マウスピース矯正でも症例を選べばきちんと治療可能なことが御理解できると思います。
それでは今日も1日がんばりましょう!
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