抜歯矯正が知りたい

【抜歯矯正】矯正治療終了後1度も来院されなかった患者の症例 その2

みなさまおはようございます。
東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!

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12月に入り忙しい毎日がつづいております。
前回のブログでも話ましたが、僕は今月19日まで休日は1日もありません。現在12連続勤務中です。

忘年会もたくさんあり、普通ならそれぞれお世話になった人たちとの集まりですから、参加するのがあたりまえなのですが、今年は自分の体調管理が優先なこともあり週1日だけ忘年会に参加です。

つまり、ある週水曜日に参加した場合は、その週はそれでおしまいということです。
ですので、今年の12月は5週あるので、合計5回の忘年会参加となります。

ちょっと話がかわるのですが、最近は患者さんの母親から治療を頼まれることが多くなりました。普通は患者さんの妹とか弟といった具合に、下の年齢の子供が治療開始することが多いのですが、昔と違い、今は歯と歯茎が健康であればいくつになっても歯列矯正治療は可能になってきたこともあり、このような現象が生じるのでしょう。親子で高額な治療を受けるのは大変なことと思いますが、治療を希望されることも大変ありがたいことと思っております。

また、年内の診療予約はまだ若干の空きがあります。年始は年明けに外科矯正の手術が入ってしまったこともあり、診療開始は9日からを予定しております。

そんな中、12月は普通の月と1点異なることがあります。
それは、忘れたころにやってくる久しぶりの患者さんたちです

ワイヤー矯正治療をおこなっている間は患者さんの心理状態としては 1日でも早く装置をはずしたいです。
また、当院などの場合はキャンセルしてしまうと、次回の診療が先の予約になりますので、みなさまがんばって通院してくれます。

それで燃え尽きてしまうのかどうでしょうか?ワイヤーが外れた途端、まったく来院しない患者さんも結構な数おります。
そんな患者さんの多くはなぜか12月に集中して来院されることがおおいいのです。

どうしてなのですかね?理由がきになるところです。
本日の症例もそのような患者さんでした。

時間の都合もあるので、今日は組写真にて説明させていただきます

初診時の状況です

1

たぶん6年くらい前だったかと思います。
診断の結果、上下4番目の歯を抜歯しての歯列矯正治療となりました。

おおよそ2年の治療期間を経て保定装置になりました。

 

 

2

当院の場合、保定装置に移行すると通院間隔はあけていきます。
たとえば、1月に保定装置になると次回は2月です
2月のあとは5月 5月のあとは人にもよりますが、8月か9月
それ以降は人にもよりますが、年に2~3回の通院です。

ところが、本患者さんは保定装置のあと1回来院しただけで、以降まったくきませんでした。

それが、2年以上経過したのちひょっこり来院されました。

3

正直、2年以上メンテナンスしていない人が来院さてた場合、歯列のどこかしらがゆがんでいることがおおいいです。

今回の患者さんの場合は奇跡としかいいようがないのですが、なぜコンデションが良好だったのでしょう?
それは、やはり保定装置をきちんと使用していたことでした。

通院してくれなくても、保定装置をきちんと使用していればある程度以上のレベルがキープできることを証明してくれた症例です。
みなさまも。ワイヤーが外れたらそれで終了ではなく、保定装置をきちんとすることを心がけてください。

ワイヤー装置と比べれば、保定装置の労力は10分の1以下だと思います。
それでは、最後になりましたが 応援のクリックがまだな人はよろしくお願いします。

年内はあと1回はブログ更新したいと思っております。
今後ともどうぞよろしくお願いします。


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