おはようございます。今日はとても天気が良かったため、朝の目覚めがよかったです。自分のオフィスにも通常よりも1時間ほど早く到着したため、昨日のブログのつづきを書かせてもらいます。
先日のブログでもお話したとおり、スピード矯正はいろいろとリスクもあるためにすべての患者様に対しておすすめできる治療法ではありません。
本日UPした患者様も同様であり、初診時点で結婚式を控えており、来年の夏にはベルギーに引っ越す予定の方でした。
この方の場合、永久歯がもともとなく(先天性欠如)、左下乳歯が残存していたため、
乳歯抜歯後のスペースを閉鎖するだけで通常の矯正方法ですとおおよそ1年かかかると説明しました。
したがって、すべての歯にコルチコトミーをするのではなく、スペースの閉鎖に時間がかかる部位(左下の抜歯した歯の前後)と右上の八重歯部分のみの限局したコルチコトミーを施術することにしました。
と同時に抜歯すべき歯を同時に抜歯することで、麻酔回数も1回で済むこととなりました。
彼女の場合、妊娠の予定もあるため、妊娠の可能性のない時期に思い切ってこのような方法をとった次第です。
結果、院長の予想をはるかに上回る歯の移動が確立でき、装置装着後おおよそ2ヶ月でこのような結果となりました。最新の写真は10月24日に撮影したものです。
また、当院ではスピード矯正の方にはスピードブラケットを使用していたのですが、より審美性を追求するためにデーモンブラケット(TYPE4型)の導入も致しました。
写真のご協力していただいた患者様に感謝の気持ちを忘れず今日も一日診療に取り組みます。
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