みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です
うっとおしい梅雨の季節で嫌な思いをしますね~
今年の天候は本当に不快な思いをさせられていることもあり、関東の梅雨明けは何時ごろなのかを調べてみました!
てっきり7月10日くらいかな?と安易に思っていたのですが、なんと海の日の21日が梅雨明け予報日でした。
関東の小学校の多くは、海の日ころから夏休みに入ります。つまり、小学校の夏休み=梅雨明けということなんですね~
これだけの降水量ですから、今年は水不足も大丈夫と思いますから、1日でも早く梅雨明けしてほしいところです。
実は、本日は昭和大学13回生の同窓会が行われます。はじめは夕方の4時ころからのスタートの予定だったのですが、地方の先生などはせめて半日診療してから来たいとのリクエストも多く、結局5時集合 5時半開始となりました。
大学を卒業して節目の20周年のため、比較的高級な都内のホテルの宴会場で行われます。
私は大学卒業後、母校の矯正学教室に常勤で約10年間勤務しておりましたので、大学を去ってからもまだ10年しか経過しておりません。
そういう意味では、大学にいた分、比較的同級生とのコンタクトも取れたので懐かしさは少ないのですが、今回は
20周年記念大会ということもあり、地方に帰った同級生達と久しぶりの再会ができそうです。
さて、時間も少なくなってきましたので、本日の症例です
テーマは
【裏側装置 費用】費用をかければ表側から裏側装置の変更は可能?
といった内容です。
患者さんは大学4年生の方でした、歯並びが悪いのが就職活動に悪影響を及ぼすと思っての歯列矯正治療でした。
歯のサイズが大きいのは小さいよりは良いことなのですが、このような状態ですとガタガタが強調されてしまいます!
思いっきり八重歯でした!
また、下顎の前歯の数が1本少なく、3本とのことでした。
本人の記憶では抜歯したかどうか不明とのことでした。
抜歯していない場合、歯茎の中に歯が埋もれている可能性もあります。
御本人は大学4年生ということもあり、上顎だけでも裏側からの矯正装置を希望されてのスタートでした。
治療開始後の状況です。
上は裏側、下は表側装置ですが、下の前歯には装置をセットしておりません。
彼女は就職活動をがんばったおかげで、某航空会社に就職できました。
いままでも航空会社のスタッフさんの矯正治療は幾度となくおこなってきましたが、日系の航空会社は矯正装置を表側に装着するのは社内規定で禁止されております。
まれに、表側で白い装置で治療されている客室乗務員もおりますが、彼女達の多くは入社数年目の人であり、社内規定を無視していると思われます。
ましては、これから入社する新人の場合は上官の目もきびしくなり、表側装置での治療継続は困難となりました。
過去のブログでも記載しておりますが、近年は裏側矯正装置の発達により、表側と遜色ない治療結果を提供できることが可能となりました。 これは私の技術レベルにもとずく話ですので、他所様のクリニックではそうでない場合もございます。やはり裏側は表側と比較したら治療難易度は高いのは間違いないですし、治療コストも高くつきます。
当院としては、御本人のリクエストに応じ、さっそく下顎の装置も裏側に変更させていただきました。
この場合の裏側装置追加費用は当院の場合で30万円+税金です。調整費用等いただいておりませんので、かなり良心的な追加費用と思います。
治療開始1年少し経過した現在の状況です
前歯が3本と奇数だったこともあり、1本抜歯をいたしました。その結果、若干下の前歯部分に隙間がありますが、全体的には排列は進んでおります。
左右の隙間もかなり閉鎖されてきました。
下顎にも裏側矯正装置で治療をおこなっております。
それでは本日も1日がんばっていきましょう!
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