みなさまおはようございます。
東京のプロ矯正歯科 院長 田中憲男です
いままではブログの更新は土曜が比較的おおかったのですが、
早朝出勤が土曜だけでは対応できなくなってきたこともあり、
土曜に加えて火曜も早朝出勤を開始しました
なお、クリニックの電話についてはスタッフがくるまでは留守電対応ですので御了承ください
さて、28位で初登場した人気ブログランキング
みなさまのポチのおかげでどんどん順位が上がってきました!
どうか応援お願いします
今日は僕の昔話をすこしだけさせていただきますと
小学校時代も中学時代も学校の成績は学年トップクラスでしたが、1番とか2番にはなれませんでした。
最高でも3番くらいだった記憶があります
なぜ1番になれないかというと
1番をとれる人というのは 不得意な科目がない、もしくは不得意科目を克服している人となります
僕の場合は勉強については両親から強制されたことは一切ありませんでしたから(成績もよかったですし、勉強そのものが好きということもあり)
不得意科目を勉強しなくても良い環境下でした。
その結果、中学から高校へと進級していく中で、
不得意科目と得意科目の差がどんどんと広がってきてしまったのです
高校時代は数学などの得意科目については クラスの誰よりもよい成績を取る一方で
古文や漢文などの不得意科目については クラスで最下位ぎりぎりもあるような状態でした
歯科医師になった今
歯科臨床という分野についてはだれから強制されているわけではなく、自ら進んで勉強することを楽しんでいるので、自分の臨床能力が向上してきたのだと思います。
特に歯列矯正治療というのは暗記力だけでなく、創造力も必要になってきます
創造力というとみなさんびっくりしますが、
患者さん個々の治療結果を想像し、その結果にたどりつくためにはどのような過程をたどっていけば良いのか
そのためには毎回の治療をどのようにアプローチしていけば達成できるのかといった流れになってきます
特に、35歳以上の患者さんの場合は治療終了年齢が40歳にちかずいております
その分の加齢変化も充分考慮した上でゴール設定をしないといけません
【35歳女性 抜歯】小臼歯だけ抜歯した女性の症例
それでは本日の症例です
正面からみるといわゆる叢生という症状でした。
歯肉の状態は健康でしたが、年齢を考えるとできるだけ抜歯をさけた治療計画でいきたいです
上からみるとかなり八重歯です 本当に抜歯しなくても大丈夫でしょうか?
また、下からみると奥歯が舌側に倒れこんでおります
全体的にガタガタの量も結構ありました。
側面からみても犬歯部分はかなり重なっております
一方で反対側部分はそれほどひどくありませんでした。
治療のながれは割愛させていただきますが、
本症例は叢生である
6番が舌側に傾斜しているため軽い顎変形症であった
上下の歯列幅径がかなり不一致
顎変形で上下の歯列幅径が不一致というだけで治療に苦労することは100も承知の上でした
難しい症例はだれが治療しても難しいですから 当然 治療期間も2年以上かかることは説明済みでした
また、正中線の一致は多少妥協してもらうことを説明し治療開始しました。
結局2年7ヶ月くらいの治療期間でした
自分でもよく治ったなあと感動しました(笑) 治療経過を御見せしたいのですが、紙面の都合で無理です
歯が白くなってしまってますので他人のように見えますが、同じ人です
治療前は
また、上はどうでしょうか
治療前は
治療後は
奥歯の銀歯の部分で同じ人とわかるでしょう
横の咬み合わせもがんばったと思います
もともとは
治療後は
それでは朝9時になりました
今日も1日がんばりましょう!
今回の記事が参考になった人は
応援のクリックお願いします!
この記事へのコメントはありません。