みなさまおはようございます
プロ矯正歯科 田中憲男です
このブログをみて質問などをされる方がたくさんいらっしゃいます。
ワードプレスブログの場合は、迷惑メールなどがたくさんくるため
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御質問のある方は、
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昨日はなんどかメールで相談をされた方が来院されました。
遠方からわざわざ来られたのですが、遠方からの来院患者の場合、重要なポイントがいくつかあります
1:歯列矯正治療は技術職なので、わたしが治せるといっても、地元の先生では不可能なことは普通にあります
2:それでは実際に治療となった場合、治療費用以外にも交通費が発生します
3:治療する気はまったくなく、単に先生の意見を聞きたいといった動機で来院されても迷惑なことが多いです
遠方から来ているのだから、丁寧にみてほしいとか
院長の知人だから、丁寧にみてほしいとかなどはおかしな言動といえます
遠方でも近所でもできる限りの努力をしているつもりですし、知り合いでもそうでない患者さんでも当院にとっては大切な患者さんです
それでは、本日の本題です
矯正治療から10年経過、前歯部反対咬合の30歳女性
前回のブログの最後で1枚だけ写真を見せました患者さんです
約11年前に初診来院された方です
当時30歳の女性、現在は41歳となります
初診時はこのような状態でした
成人の反対咬合の場合、一部の症例は外科的矯正治療を選択することもあります
外科矯正の適応になるか、一般矯正で治療可能かの判断方法として3点おさえておきたいところがあります
1:本人の顔のゆがみや顎のしゃくれ度合
今は、スマフォがありますから誰でも簡単に顔写真を撮影することが可能です
自撮り棒で自分で撮影することも容易です
2:奥歯の咬み合わせはどうか?
前歯の咬み合わせではなく、奥歯の咬み合わせが反対になっていないか
これは非常に重要といえます。
つまり、前歯反対の人と比較して
前歯反対+奥歯反対の人は難易度がアップします
難易度がアップするということは、外科矯正になる可能性が高くなります
3:前歯の咬み合わせはどうなのか?
咬み合わせというと、上と下の前歯の前後的位置関係を気にされる方が多くありますが、
一方で、上と下の前歯の上下位置関係も重要です
上下関係が非常に良くない場合も外科矯正になる可能性が高くなります
本患者さんの場合はどうでしょうか?
1.奥歯の咬み合わせは問題がなかったです
あくまでも前歯の反対がメインでした
それに加えて前歯のガタガタでした
下顎の方はそれほどガタガタではなかったです
このようにコンピュータと実際の歯型を利用して、分析、診断、治療計画をたてます
その結果、矯正治療単独でかつ、抜歯をせずにおこなうこととなりました
装置セット数か月後です
上顎のみ装置セットしてます
奥歯の咬み合わせが問題ないのがみえると思います。
裏側にはこんな感じで装置がセットされてます
約2年のワイヤー矯正治療でした。
隠れていた前歯は虫歯になっていました。
矯正治療中に虫歯は除去したのですが、
白くかぶせものを作るのは、ワイヤー終了後がよろしいです
前歯の黒ずみが気になります
下あごもしっかりと排列しております
最終来院が2011年でしたので、おおよそ6年ぶりの来院でした
さずがに、6年も未来院だと少々きになります
一般的にはこれほど長期間の未来院患者さんの場合
来院動機は歯が動いたとか、よくないお知らせがほとんどです
今回はかぶせものが欠けたという動機でした
患者さんには定期健診にくる旨を伝えました
やはり、定期健診にまったくこないで、5年も6年も経過してから
いろいろとクレームをいわれても対応のしようがありません
それではどんなクレームだったのでしょうか?
治療終了後、約10年経過、現在41歳です
理想的な上下の前歯関係です
どうやら詰め物が欠けたとか欠けないとかっといった内容でした
6年も歯科検診していなければ、1本くらい歯だってかけますよ!
これだけの詰め物しているのですから~
と説明いたしました。
やはり、きちんと定期点検をしない患者さんが
数年ぶりにいろいろとクレームをいっても
ほとんど無効ですね
本日も最後までありがとうございました
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