みなさまおはようございます
東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です
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明日は１０月１日、都民の日ですね
都民の日といえば、昔はいろいろと無料イベントがありました
カッパバッジというバッジを小学校や中学校で１００円で購入すると、
都営地下鉄、都営バス、都電はすべて無料
さらに、上野動物園をはじめ、サマーランド、多摩テックなどの遊園地も入場無料でした
都民の日ですから、当然学校は休みです
今はカッパバッジはなくなったそうです
実は、１０月は日曜が５回あることから、
明日の日曜はたまたま休日でした
そこで、現在でも無料イベントがあるか調べてみました
そうすると
あるはあるはと！無料の施設利用は健在でした
都内の動物園や博物館、科学館、庭園などは無料の連続でした
庭園 ・浜離宮恩賜庭園
・旧芝離宮恩賜庭園
・小石川後楽園
・六義園
・旧岩崎邸庭園
・向島百花園
・清澄庭園
・旧古河庭園
・殿ヶ谷戸庭園
植物園 ・神代植物公園
・夢の島熱帯植物館
動物園・水族館 ・恩賜上野動物園
・井の頭自然文化園
・多摩動物公園
・東京港野鳥公園
・葛西臨海水族園
博物館 ・東京都江戸東京博物館（工事休館）
・江戸東京たてもの園
美術館 ・東京都写真美術館（収蔵展「TOPコレクション」、映像展「エクスパンデッド・シネマ再考」、自主企画展「長島有里枝」のみ）
・東京都庭園美術館（工事休館）
・東京都現代美術館（工事休館）
・東京都美術館（企画展「杉戸洋 とんぼとのりしろ」のみ）
さらに、遊園地は
浅草花やしき（都内在住・在学・在勤者入園無料）
・あらかわ遊園（入園無料）
・東京ジョイポリス（2017年は未定、パスポート3500円）
・NHKスタジオパーク（入場無料）
・東京サマーランド（2017年は未定、都民デー、入園券500円、フリーパスおとな1700円/小幼シ1300円）
・東武動物公園（2017年は未定、都内在住・在学の高校生以下入園無料）
・富士急ハイランド（2017年は未定、フリーパス大人4900円、中高生4400円、小人3700円、コンビニ前売りのみで遊園地窓口での販売はない）
遊園地系統は２０１７年は未定がおおいいので、確認が必要です
カッパバッジはなくなってしまいましたけど、都民の日の無料イベントが継続していてよかったです！
明日は日曜なので、どこもものすごく混雑が予想されますね
僕もどこかに出没する予定ですので、お会いしたらお声をかけてください（笑）
さて、本日のテーマです
【プロが教える】永久歯の数が少ない人の歯列矯正治療
最近は永久歯の数が少ない人の割合が多くなってきました
歯列矯正希望で来院されるお子様の場合
歯並びが悪い人がほとんどですので、
全児童に対する割合とは異なってしまいます
それでも、手ごたえとしては
１０人に１人くらいは
永久歯の数が少ない人がおります
１０人に１人という頻度は
かなりの高頻度です
また、欠損の部位も様々でして
昔（昔といっても３０年位前）は
親知らずがない人程度で
それ以外の歯がないのは本当にめずらしかったのが
最近は
前歯も小臼歯も大臼歯も
欠損している患者さんがおります
私が解剖学を学んだのは
今から３０年近くまえでした
当時の教授は
犬歯の形が異常なことはみたことがない
もしあれば学会に報告するほど貴重な発見だ
とまで言い切っていましたが、
私の２３年間の矯正歯科医師生活の中で
犬歯の形態異常は
少なくみても３０人くらいはおります
１例として
犬歯と前歯がくっついてしまっている
癒合歯という状態です
向かって右下写真部分の犬歯です
反対と比較して大きいのがわかると思います
つまり
解剖学者の常識を破る勢いで
永久歯の形態が変化したり、
形が変わってしまってきているのです
癒合歯ならそのままやりくりして治療すればよいのですけど
永久歯の数が少ない場合はどうするのがベストなのでしょうか？
私の考えとしては症例に応じて 臨機応変に対応するのが良いと思います
本日の症例も永久歯の数が少ない症例でした
向かって右側の奥から３番目が乳歯です
少し茶色になっています。
反対の歯と形が大きくことなるのがわかると思います。
このように、欠損している歯も１本だけといった場合もあります
正面写真です
かなり上の前歯が出ているのがわかります
上の前歯がでているのがよくわかります
このような症例に対して、下顎の歯を抜歯して治療するのは危険です
なにが危険かというと、治らなくなってしまう可能性があります
つまり、
本症例の場合は乳歯を抜歯したくても抜歯できず
もしも、抜歯するとなった場合は
すき間を歯列矯正治療で閉鎖することが難しいということです
検査時の患者さんの年齢は３０歳
乳歯の寿命は３５年程度と言われています
結論としては
乳歯は使えるところまで使ってみて
だめになったら、インプラントしましょうと
そこで、乳歯でしたが、
通常の永久歯と同様に
矯正装置をセットして治療をおこないました
下顎にセットしているワイヤーのたわみ具合がかなりヘビーです
向かって右奥から３番目の乳歯も永久歯と同様に治療してます
治療後です
われながら良くなおったなあと思います。
上顎は抜歯して隙間を閉鎖してます
下は抜歯せずに終了です
現在の年齢が３２歳です
乳歯はどのくらいまで大丈夫なのでしょうか？
文献的には３５歳といわれています
本患者さんは非常にまじめな方なので、
年２回の検診にはきちんときてもらってます
検診にきちんとくる人は問題ない人ばかりです
やはり検診は治療よりも重要な気がします
現在、治療後５年が経過しました
年齢は３７歳です
なんと！
終了時とほとんどかわらないコンデイションです！
歯の表面に赤色のマークがあるのは、
咬み合わせのチェックをしているためです
通常は写真撮影の前にガーゼなどできれいにするのですけど
衛生士が忘れてしまったみたいです
やっぱりメンテナンスって大切ですね
次回のブログは
１０年以上前に治療開始した患者さんがひょっこり来院されました
何年もブランクがあいた末の来院だったので、ちょっと心配でした
ちなみに初診時の写真です
続きも書きたいのですが、８時を回ってしまいました
本日も最後までありがとうございました
今日は本当に予約がパンパンな１日ですので、頑張って診療してきます
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