みなさはおはようございます!東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!
ハナラビ.コムがはじまって、どうやって本ブログを発展していこうか悩み中です。
そんな試行錯誤の中から考え付いたのが、
これから始めていくモニター症例をしっかりと事前発表していくこと。
そうすることで、資料とりをしっかりと行えます。
さらに、治療後数年経過して来院された症例の資料をきちんととること。
やはり、治療後数年経過しても来院してくれる患者さんはとてもありがたいです。治療後メンテナンスに移行後、5年経過しても来院してくれる患者さんは割合にして20%以下と思います。
治療前でしっかりと目標をアピールし、治療後で症例を振り返り反省をする。どちらも非常に有意義な内容となるでしょう。
それでは、本日の症例です
なんだか顎が曲がっているようにみえます。
横からのかみあわせは問題なさそうです
初診時から左(向かって右側)の小臼歯(犬歯と奥歯の間の小さい歯)の
数が異なります。左は2本に対して、右は1本です
上顎のセンターは顔面のそれと一致してそうです。
ところが、上も左右の歯数がことなります。
上顎の場合は向かって右側の2番目の歯がなく、そこには犬歯があります。
治療方針としては、下顎はセンターがかなりまがっていたので、
数が多いい方の小臼歯を1本抜歯しました。
一方で、上顎は抜歯をしない方向で治療計画をたてました。
いわゆる、顎変形症のカモフラージュ治療です。
治療期間はおおよそ2年でした。
終了時38歳の時の写真です
若干上下の正中線が不一致ですが、まずまずといえます
正面の初診時です
下顎は向かって左側を1本抜歯しました。
また、向かって右側の親不知は保存してます
下顎の初診時です
上顎はもともと永久歯の数が少なかったのでそのままで仕上げました。
上顎の初診時です
ワイヤー矯正終了後6年経過です
本患者さんは非常にまじめな方でして、6ヵ月に1回の定期健診に必ず来院してくれます。
1回の検診時間はおおよそ30分です。1年に2回で1時間
たったこれだけの労力ですが、継続することはとても重要です
現在、44歳の状況です
特にそれほどかわりはありません。
下顎の隙間もひらいてません
上顎の歯列も非常に安定してます。
左右の抜歯部位がことなりますが、安定した咬合です
健診の際、咬合調整という処置をおこなうことが多いのですが、
今回はクリーニングだけでした。
非常に安定した咬合状態です。
そろそろ8時になります!
本日もたくさんの患者さんがお越しになります。
今日も最後までありがとうございました。
それでは1日がんばりましょう!
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