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1月8日は成人式でしたね
プロ矯正歯科の患者さんの中でも数名成人式の方がおりました
中には、矯正装置を一時的に外してほしいとか
矯正ワイヤーだけ外してほしいという方もいますし
何もいってこない患者さんも結構いたと思います
結論としては
成人式の場合は、結婚式などとことなり
個人の御祝い事ではなく
集団でのお祝い事ですから
御自身が想像しているほど、目立ちません
このように華やかな成人が多数おりますので、矯正ワイヤーがあろうとなかろうと
どちらでも関係ないと思います。
1月8日は京都に講演会で出張しておりましたが、あいにくの雨でした
天候不順の成人式なんて、残念な1日でした
そういえば、日本政府が成人の年齢を
20歳から18歳に変更するといってました
そうなると、18歳成人にする年度の
19歳はどうなるのでしょう?
もしかすると
18歳成人の年度は
18歳、19歳、20歳が一斉に成人式となるのでしょうか?
少子化といわれていますが、一気に3倍の成人が誕生するなら
着物業者や写真家などはウハウハですね(笑)
それでは、本日のテーマです
歯茎が下がっている状況での歯列矯正治療の工夫
一番大切な事は、
歯の移動量を最小限にした治療計画です
移動が大きくなると、歯が抜けてしまう可能性があります
そのため、上下の正中線などは、一部妥協した治療目標になります
大切なことは
そこそこ並んで、そこそこ咬めるようになることです
この点をじっくりと話し合ってから治療開始しないと
患者さんが勘違いしてしまうこともあります
患者さんは、矯正の知識がありませんので、
スタートの状態はみなさん異なっても
治療のゴール(結果)のイメージは同じものをもちます
残念ですが、
スタートが異なれば、ゴールも異なることもあります
大切なことは
スタートの時点で、しっかりとゴールを共有することです
それでは初診時の状態です
主訴は上下のガタガタでした
かなり、歯茎が痩せています
素人の方でもわかると思います
こちらがわは、前歯が長いのがわかります
もういちど正面をみると
上の前歯の長さが不揃いでした
前からみてガタガタなのであれば、上からみてもガタガタです
下からも歯が重なっているのがわかります
このような場合、抜歯する部位の選択に迷います
歯茎移植も考えたのですが、
本患者さんは非常に遠方からの方だったこともあり
なるべく、移植はせずに、必要最小限の抜歯での対応としました
治療開始時です
重要なことは、抜歯予定の歯にも装置をセットしてます
歯をゆっくりと移動させると、骨もついてきます
垂直的な移動でも、骨はついてきますので
いきなり抜歯するのではなく、
少しでも骨を作ってもらってから
抜歯に移行します
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