その他

歯の将来が分かる歯科用CT、歯科矯正診断方法とは?⓵

みなさまこんばんは。東京の歯列矯正治療歯科・プロ矯正歯科院長 田中憲男です。
ただいまの時刻は夕方の18:53分です。いつもなら大忙しの時間帯なのですが、関東地方を中心とした大雪の予報のため、いつになくキャンセルが多発しております。
夕方にブログ更新なんて本当に久しぶりです。(笑)

さて、タイトルの内容は一般人向けというよりはむしろ歯科医師向けの内容です。というのは、来る4月29日に第3回プロCTイメージング勉強会が開催されます。
その内容の?部として歯科用CTを用いた歯科矯正診断方法というタイトルで話をさせていただくことになりました。

実際は30分間という時間をかけてお話をいたしますので、このブログでは実際の例として1症例提示させていただきます。

歯の将来が分かる歯科用CT、歯科矯正診断方法とは?

御存じのようにCTとは、
1:いままで見えなかった所が見える。
2:ぼんやりとしか見えない部分がよりクリアーに認識できる
3:骨と歯の立体的関係がわかる
この上記3点が一番のポイントといえます。
実際は画像解像度のほうが人間の治療技術よりもレベルが高くなってしまっていますので、CTを用いた診断を行うと
歯の予後(将来どの程度保存できるか)が分かってしまいます。

そうなると抜歯する部位がおのずとその歯になってしまいますので、矯正治療が難しくなりがちです。
難しくなった歯科矯正治療を補う形として、さまざまな治療テクニックが必要となる。
といった内容を考えております。
つまり、診断能力が向上した結果→治療技術も高度な内容を要求される。ということです。

ただいまの時刻20:28分です。
夕方に調子にのってブログを書いていたら、患者さんがどんどん来てしまい、話が途中になってしまいました。雪も本降りになりそうですので、つづきは明日描きます。

本日の症例
画像だけどうぞ!

680-1
680-2

ピックアップ記事

  1. 40代から奥歯を抜歯して歯列矯正した女性が50代になり、久々に来院されました
  2. 40代女性、歯肉の下がりが気になりはじめた前歯抜歯症例
  3. 【小児期 歯列矯正】治療開始時期について~前半~
  4. 2度あることは3度ある 人間はそうそう変われるものではないと実感
  5. 日本顎変形症学会では毎年発表してますが、どんなところなんでしょうか?

関連記事

  1. その他

    昨日の天気予報には参りましたね

    ブログ読者のみなさまおはようございます。昨日の天気予報には参りまし…

  2. その他

    親知らずの前を抜歯して代わりに親知らずを利用する治療

    ブログ読者の皆様こんばんは。本日はクリスマスですね?それぞれ楽…

  3. その他

    2月の学会で発表するテーマとは?研究の一部をご紹介します

    こんばんは。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です。本日の内容は…

  4. その他

    知っていれば得!歯科治療における確定申告、医療費控除について

    あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。プ…

  5. その他

    サッカー日本代表の言葉と歯科治療を置き換えて考えて見えたこと

    みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 外科矯正が知りたい

    【医師が答える】外科的矯正治療の治療期間と一般的な流れとは?
  2. その他

    WBC日本世界一
  3. 永久歯少ない人の矯正

    インプラント矯正2
  4. その他

    新しい事を吸収するには古い事を捨てる必要もある
  5. 良いクリニックの選び方

    【他院で治らなかった症例】安さ・期間だけで選ぶかえって負担になる
PAGE TOP