みなさまこんにちは。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です。
昨日と本日は東京の神保町にて、日本顎変形症学会30年記念大会が開催されました。僕はこの学会は昨年に続いて発表をさせていただきました。顎変形症の治療に関しては、自分のライフワークと自認しております。
会場も神保町という、錦糸町から30分もかからない場所での開催だったため、学会終了後に一時的にもどり、ブログを更新しようと。
本来なら夕方6時から2時間診療すればいいのにといった意見もあるのですが、残念ですが、今日は夕方19:30から新宿の貸し会議室にて、日本臨床矯正歯科医会の大会実行委員会議がおこなわれます。そのため、あと30分したらここを出発です。
今日は、一日いろいろとありました。まずは、海外にて仕事をされている患者さんが一時帰国されるので、どうしても診察してほしいと連絡があったのが火曜日、現在、マウスピース矯正治療中です。
今日は朝930には会場にいきたかったので、患者さんには900前に来院してもらうことをお願いし、治療をさせていただきました。
いつも数名のスタッフがいるのが当たり前な中、一人で準備からかたづけをするのはとても非効率であり、改めて、人のありがたみを実感しました。
最近は1人で診療されている先生が多くなったと聞きますが、それはそれで大変だと思います。
さて、本日のテーマは
矯正治療後のメンテナンスの必要性は重大、とても大切なことです!
正面からみると前歯のガタガタです
結構出っ歯です
下顎はこんな感じでした
大学卒業後は地方に勤務するとのことでしたので、矯正装置をはずしたのは、卒業式あとの3月28日でした。
可能な限りギリギリまで頑張って治療しました。
咬合状態もかなり良い仕上がりです
下のガタガタもなんとか配列できました
もともとは
ご本人も納得していただけました。
このあと、保定装置をきちんと使用し、実家も東京ですので、戻ってきたときは必ず点検に来てくださいと約束しました。
ところが、
そのあと来院したのが、先月でした!
おおよそ5年ぶりの来院、しかも、矯正装置撤去後、一度も来院してくれませんでした(涙)
正面はこんな感じです
正直、この程度で済んでいたと解釈するかすごく戻ったと解釈するかは本人次第です。
すくなくとも、長く矯正治療をさせていただいている立場から話すと、最低でも5回は点検にきた方が、その後の安定感がかなり変わってきます。5回点検させていただければ、その症例が将来どのような方向に安定していくかが、予測できることもあります。
と変化します。
今日は、誤字脱字だらけかもしれませんが、ブログの更新ができて、うれしいです。
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