みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!
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全国の幼稚園から小学中学高校まで一斉に学級閉鎖になってしまいました
学童や保育園は継続するとのことですけど、費用対効果を考えるとどうなのか?なあと思います
最近はシングルマザーの家庭や共働きの家庭が大半です
オリンピック開催したい気持ちはわかりますが、
そういった方々のフォローを考えていないですね
また、TDLをはじめ、各種コンサートやイベントもどんどん中止になっています
3月ですから、歯科医師会や大学同窓会、矯正関係の集まりもいろいろとありますが
軒並み中止になってきています
オリンピック開催に向けて、いろいろと対策をしていますが、
僕の予想はオリンピック開催延期もしくは中止とみています
残念なことですが、こればかりは仕方ないですね
それでは、本日のテーマです
20代女性。当初2年程度で治ると予想していたのが3年半もかかってしまいました! です
自分に限らず、初診で歯列矯正治療の相談に来られた患者さんと対面した時は
レントゲンや歯型も含めて、何も情報がない状況での説明となります
そうなると、自分か過去に治療した経験をもとに問題点を把握して
それを解決するためのロードをその場で考えていきます
もちろん間違った判断をする場合もありますので、正答率は80%くらいだと思います
これは、内科の診察などと同様と思います
街中の内科などでも、症状と検温からおおよその病気を診断して処方する
精密検査は症状が改善されない場合もしくは次回といった感じです
歯列矯正治療の場合は症例の難易度の大小に関係なく
精密検査をうけることは必須です
なぜなら、検査を受けてわかることはいろいろとあるからです
石橋をたたいて歩くとはまさにこのことです
そんな精密検査をしても
予想どうり事が進まないことがまれにあります
本日はそんな症例でした
それでは初診です
主訴は上下の歯のガタガタです
よくみると下前歯の歯肉の高さが不ぞろいです
特に、1本だけすごく歯肉がさがっている歯があります
下からみると結構とびだしていました
上からみても同様でした
骨格的なバランスも良好でしたので
下前歯1本だけの抜歯での治療となりました
抜歯せずに上の歯を並べるのが少々時間かかると判断しましたので
治療期間は2年ちょっとという説明でスタートです
こんな感じでした
下の歯はすでに抜歯済みです
上の歯列は親不知を抜歯しての治療です
上顎歯列全体を後方に移動する計画でした
おくれて、下のほうにも装置セットしました
下の歯列は並んでしまっています
あとは上の前歯です
反対もそうです
奥歯が順次後ろに移動しているのがわかります
ここまでは順調でした!
ところが
前歯を並べる隙間を獲得できたので
それでは、前歯を移動しますと
開始したところ
全然前歯がうごいてくれませんでした(汗)
すごい八重歯などの場合
動くか?動かないか?といった判定をするのですが
今回の場合は全くノーマークでした
結局
この状況で1年ちかく時間が経過しました
あの手この手で必死にやるだけです
こんな状況になると、
治療手順などはないです
がむしゃらにできることをすべて試していきます
そんなことをやりながら、
1年以上結果しました
どうにか形になり、本当に良かったです
咬合もよいと思います
改めてみると写真暗いですね
本患者さんは友人を2人も紹介していただきました
ちなみに、紹介してもらった友人2名はとっくに終了しています(涙)
Yさん、時間がかかってしまい、本当に申し訳ありませんでした
人間というのは、算数のように1+1=2と
いうように事がすすまないこともあります
歯科医師になって今年で25年目になりますが、
何年やっても何千症例やっても
予測のつかないことが生じてしまいますね
そういった突発的なアクシデント?みたいな予防は
経験とともに減少してきますが
0にするのは不可能と思います
それでは、そろそろ9時です
プロ矯正歯科もテレワーク勤務に変更したいのですが
私がコロナウイルスに感染するまでは(絶対に感染しないと思いますし、対策もいろいろとしています)
通常勤務とします
それでは、最後までありがとうございまいた
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