みなさまおはようございます!東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!
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最近の気候はまさに三寒四温そのものですね!こういうときはかえって風邪をひきがちなので、僕の場合は
常に寒を意識した服装をこころがけております。
今週は長野県で日本臨床矯正歯科医会全国大会に参加してきます。
長野駅前ですので、雪があるのかないのかわかりませんが、寒を意識していれば体調管理は大丈夫とおもってます。
体調管理といえば、受験生の方たちにとっては最後の追い込みと思います。大学に入学することがゴールではなく、人生のスタートライン程度ですが、スタートライン(入学した学校のレベル)は良いことであればその分人生にとってアドバンテージになることは明白です。
つまり、学歴がすべてではないのですが、あればあった分だけスタート位置が前になると思います。志望校に合格した人は良いスタートラインですし、そうでなかった人は後ろからのスタートと認識して取り組んでいけば十分挽回できると思います。
くれぐれもゴールとは思わないようにしてください。
さて、本日のテーマですが、
良い矯正歯科クリニックを選ぶ際に技術と同じくらい大切な事とは?
2月、3月といえば、高校卒業、大学入学、就職、転勤といった時期になります。
歯列矯正をされている患者さんにとっても、これはさけることのない問題です。
矯正治療中の患者さんにとっては、大学入学のために上京する。
父親の転勤のため地方都市に行く、
夫の転勤のために海外に赴任する、
などといった時期にあたると思います。
もし、歯列矯正治療中の場合、そのような状況になったときの対応はどうすればよいのでしょうか?
問題点を列挙してみましょう
1:転勤先での矯正歯科クリニックを見つけるのはどうすれば良いのか?
2:治療費用の清算についてはどうすればよいのか?
3:引っ越しの間の治療ブランクはどのように対応すればいいのか?
などなどじっくり考えてみればもう少しいろいろと議題が挙がると思います。
本日のブログの結論から申し上げると、上記の問題点については 初診相談時にクリニックに問い合わせしておく必要がある項目の1つといえます。
特に、転勤族の方はもちろんのこと、受験生の方などもはじめに担当クリニックで相談をしておく必要がございます。
このようなことに対しては正しい答えがないのですが、実例を踏まえて解説させていただくと
1:転勤先での矯正歯科クリニックを見つけるのはどうすれば良いのか?
に関しては クリニックによっては 患者さん御自身で矯正歯科クリニックを探してくださいといった対応もございます。
初診相談の時に、どのエリアまで対応可能なのか担当医師に質問しておくことは大切です
2:治療費用の清算についてはどうすればよいのか?
この問題については 消費者相談センターでも取り上げるくらいしょっちゅう議題にあがる事柄なのですが、
治療途中にもかかわらず、治療費用の返金を一切しないクリニックが本当に多くあります
治療途中での引っ越し等の場合、治療費用の返金についてのルールはどのように対応しているか質問しておくことが大切です
日本臨床矯正歯科医会に加盟しているクリニックにおいては、返金のルールがしっかりと確率されているのですが、ほかのクリニックは良心的なところと悪徳的なところと様々です
つまり、技術はとてもすばらしくても、返金は一切しないといったところもございます。
なぜ、日本臨床矯正歯科医会は安心かというと、1年に1回は必ず全国のメンバーが集う学会がありますから、返金をしないようなことをしたクリニックなどは、すぐに袋叩きにあってしまいます。
会できまっている返金のルールにしたがっていないのであれば、会員の資格をはく奪される可能性もありますし、すくなくとも、周りから嫌われ者になって居心地がわるくなり、いづれは退会となるでしょう
3:引っ越しの間の治療ブランクはどのように対応すればいいのか?
あらかじめ引っ越し先でおちつくまで数か月間、矯正歯科クリニックの受診をうけることが不可能とわかっている場合など、歯を動かすのではなく、装置が壊れにくくなるような配慮、装置が不衛生にならないための配慮等きちんとおこなっているかどうか重要なことです
日本人の場合、質問したくても質問すること自体が恥ずかしいといった考え方をもっている人が多いいのも事実です。
あとで後悔しないようにこの点は十分確認しておく必要がございます。
また、治療を施す側の医師から申し上げますと、
転勤の可能性のある患者さんの場合は、治療計画そのものがオーソドックスな方法の内容にしていかないと
受け入れてくれる医療機関がなくなってしまうこともあります。
歯列矯正治療は特に技術力に違いがあるため
ある先生なら治せても、ほかの先生では治せないといったケースがちょくちょくあります
転勤族とわかっていれば、アクロバットな治療計画をたてるのではなく、
オーソドックスな治療計画をすることで、転医先の先生がこまらないように配慮する必要もあります。
それでは本日の症例です
本日の症例は急に転勤になってしまった方でした。
じつは、本症例につきましては、受け入れ先の医療機関が戸惑わないようにすることもあって、
患者さんにお願いをして3回だけ新幹線で当院まで治療にきてもらいました。
それからの転医となった経緯があります。
理由はどうしてでしょうか!
初診状態です
抜歯症例だったのですが、 抜歯症例の場合は 通常は 左右4番目の歯の抜歯、もしくは左右5番目の歯の抜歯といった なるべく左右対称の歯の抜歯をすることがおおいいです。
しかしながら、本症例の場合は 右が6 左が5といった左右の抜歯部位が異なるのはもちろんのこと、抜歯予定の歯のサイズも大きくことなる方法を試みました。
通常、左右の抜歯部位が異なる治療方法は 一般的ではないので、 先生によっては対応に苦労する場合もございます。
治療開始時です
左右の異なる抜歯部位については
これが初診で
これが治療中です
抜歯部位がことなるのがわかりづらいので印をつけました
そのため、転勤がきまったのですが、受け入れ先のクリニックが戸惑わないように 治療ゴールが理解できるところまでは当院に通院してもらいました。 (3回ほどです)
通院も大変だったと思いますが、これも患者さん御自身の幸せのためです
それでは転医の時の写真です
ある程度ゴールがみえてきているとおもいます。
受け入れ先のクリニックもとまどうことはないと思います。
それでは8時になりました
本日も1日がんばりましょう!
最後までありがとうございました。
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