みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!
昨日は雪の予報でしたが、雪にならないでよかったです。
最近の天気予報は本当に良く当たるので外れてほっとしました。
前回のブログでも少し話をしましたが、1月の成人式の時にセミナーに参加してきました。
セミナー自体は1回で終了するのではなく、年間を通じて合計6回開催されます。内容は自己啓発的なことが中心です。
簡単に説明すると、自分自身の能力を最大限に引き出す考え方。時間を最大限有効利用するための効率的な手法。毎日の健康方法。
人から好かれる方法。もしくは人とのトラブルを避ける方法。といった内容です。
参加者は医師、歯科医師、会計士などはもちろんのこと、会社社長や元国会議員など、ジャンルはいろいろです。
私のそうですが、人気が出て、忙しくなると サービスそのものが低下します。
その結果、顧客クレーム(患者クレーム)が増えたりします。
参加者の多くは、オーバーワークな人が多く、どんなジャンルでも他の人よりも大量行動、大量仕事をこなせばある程度のレベルまではいきます。
ただ、人間は限りがありますので、大量行動もいずれは身体もしくは時間的な破たんがきます。
第一回目の参加で学んだことはいくつかあるのですが、今後のブログの方向性に役立つ発見ができたので報告させてもらいます。
まず、私のブログは2005年9月から開始しましたので、かれこれ12年目を迎えました。
今回のブログが386回目だと思います。
この長い期間コツコツとブログを継続できたことで得たことはたくさんあります。
当初の目的としては
プロ矯正歯科の技術をしってもらいたい
プロ矯正歯科の医療理念をしってもらいたい
矯正歯科治療に対する考え方に協調してもらいたい
などなど、クリニックとしての技術や医療に対する考え方が中心でした。
つまり、どちらかというと押し売り的な内容でした。
セミナーに参加して学んだことの1つに
世の中に役に立つことをしていこう!ということがありました。
つまり、従来のブログでは矯正歯科症例や技術に的をしぼっていたのですが、
これからは、矯正治療をして良かった。
もしくは、このサイトで勉強してから矯正歯科を選んで良かった
と言えるようなサイトを作っていこうと
もちろん、最新の技術やモニターの症例についても継続はしていきますが、
臨床だけでなく、これから歯列矯正治療を考えている人、すでにおこなっている人にとっても
役にたつ内容を考えて構成していこうと思いました。
もう、当院の技術力は過去のブログを読めば十分理解できると思いますし、
業界でもクリニックの認知度は相当知れ渡ったと思います。
東京都内でも新規矯正歯科クリニックの開業はものすごく増えましたが
錦糸町南口に限っていえば、開業以来13年間、一件も新規矯正歯科クリニックはありません。
当院の患者さんの多くは遠方からお越しになる方ですので、隣で新規開業があったとしてもまったく関係ないのですが、
人間の心理状況として勝ち目のないケンカは初めからしないのでしょう。
ようやくですが、本日のタイトル費用についてです。
【読まないと損!】矯正・小児・一般歯科の歯列矯正治療費用の決め方
矯正歯科は高額な治療費用ですから、みなさま心配です。
ここでは費用構成と支払方法の2点説明します。
まず、費用ですが、矯正歯科クリニックとそうでない先生の場合では考え方が異なります。
大学病院矯正科などで学んだ先生であれば、初診患者さんが来院されたときに最終的な治療結果を想像できます。
つまり、
本症例は7才女児なのですが、この患者さんが18歳になった時にどのような歯並びを完成できるかが想像できます。
もう少し説明を追加すると、
1:担当医が設定した装置の効果が出て、望んでいる結果が得られるパターン
2:担当医が設定した装置の効果が出ず、望んでいない場合の次の対策方法
1と2どちらの場合でも最終状況のシュミレーションをおこなっております。
これは、歯科矯正学という専門のトレーニングを受けていれば必ずそのような考え方になります。
つまり、治療費用に関しても
上記1の場合と2の場合では異なります。
また、設定した装置の効果がでない場合の見極めの時期も把握してます。
現在の問題、予想される問題等を総合的に判断して料金設定をします。
ところが、専門のトレーニングを受けていない先生の場合はどのようになるかというと
目線が患者さんと同じ目線になります。
さきほどの症例にもどると
患者さん目線でいえば
上野前歯が1本反対になっているです。
担当する先生も同じ目線です。
この1本を治すのにはOO装置が必要ですので10万円です
といった具合です。
それでは、専門的な教育をうけている先生の場合はというと
1:見た目では1本反対であるが、上顎と下顎のバランスはどうなのか?
2:顎の発育方向は前方タイプなのか下方タイプなのか?
3:これから交換する永久歯の生えてくるポジションは適切か?
4:すべての永久歯に交換するために十分な顎のスペースがあるか?
といったことを検討します。
上の前歯左右1本ずつの生え変わりですが、乳歯よりもサイズがおおきそうです。
2番目の乳歯が永久歯に生え変わるときに出てくる場所はあるのでしょうか?
下顎の前歯はすでにガタガタになってきてます。
下顎の前歯を治すのはいつからスタートするのが良いのでしょうか?
子供も大人も歯列は変化します。
治療前と治療後では年齢が異なります。
ちなみに、本日の症例は乳歯列時期に一般歯科医院にて受け口の治療をおこなっていました。
おそらくこんな感じだったのでしょう(実は、この症例も一般歯科医院にて治療中の患者さんでした)
契約した治療費用は20万円
永久歯が生えかわってきて
ここで追加費用が40万円とのこと
他に調整料金が5000円
すべて消費税は別です。
大変な負担ですよね。
7歳の時点で20万+40万 他に5000×20回くらいでしょうか?
当院相談時に、お母さんは言ってました。
娘が大人になるまでいったい総額でいくらかかるのかと?
費用の話はみなさんが一番気になる部分だと思いますので
次回も続けていきます。
そろそろ診療開始時間です。本日も前倒しの8:45分から診療です。
最後までありがとうございました。
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