みなさまこんにちは。東京のプロ矯正歯科院長田中憲男です!
本日も歯列矯正治療に対して有効な情報を発信していきます!
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すっかり秋になりましたね。
寒くなったり、暑くなったりの繰り返しのせいで、僕自身も風邪をひいてしまいました。
いわゆる市販薬と歯科医院にある抗生物質を同時に服用しているのですが、若干症状は改善傾向があるものの、完治には至りません。
やはり、基礎免疫力が低下してきているのでしょう。
治療開始年齢70歳、虫歯にならないために大切なのは〇〇?
あと、抜歯後の治癒スピードなども年齢に比例して遅くなります。
一方で、歯列の崩壊スピードは年齢に比例して早くなります。
つまり、子供と大人では本質的に身体の恒常性や自己修復能力が異なるのです。
本日の症例は矯正治療としては部分矯正の患者さんです
治療開始年齢が70歳の方でした。
主張先で前歯が折れたとのことでした。 たまたま社員さんが当院で歯列矯正治療をしていたことが縁での来院でした。
このように補強線が入っていたのですが、仮歯はなくなってしまってました。
下顎はというと
奥歯がありません。
奥歯がある方のブリッジもグラグラでした。
社長さんいわく、入れ歯作ったことはあるけど、はめることはできないとのことでした。
そこで、下の前歯のみ矯正治療をおこない、下顎の左右はインプラント、上の前歯はブリッジで仕上げました。
仕上がった状態です。
左右の奥歯はインプラントです
上はブリッジです。
この時で71歳くらいでした。
当院のメンテナンスサイクルは3ヵ月ないし6ヵ月サイクルです。
3ヵ月サイクルの人は安定していない人、自分で管理できていない人、アブなっかっしい人です。
一方で6ヵ月サイクルの人は安定している人自分で管理できる人信用できる人です。
6ヵ月サイクルの人の中には1年サイクルもおりますし、何かあればサイクルの人もおります。
本症例の患者さんは3ヵ月サイクルの患者さんでした。
磨けないですし、高齢なこともあり、細かいメンテが必要でした。
あれから5年。 突如患者さんから電話がありました。
カルテをみると5年間、未来院です。
いろいろと壊れたとこのことでした。
定期健診の場合、キャンセルしての連絡は1回はします。
ところが、それで反応がない場合はそれっきりです。
あんまり連絡しても、患者さんの中には嫌がられますし、メンテナンスの重要性はいつも話てます。
電話勧誘でも電話営業でもないので、あたりまえです。
それでは、5年後の状況です
チーン!
という状況でした。
正面からわからないかもしれませんので、
上顎はどうかというと
〇印の部分がやられてます。
完了時と比較すると
仕上がった時は
結論
何歳になっても、虫歯になる人は虫歯になるということがよく理解できました。
また、改めてメンテナンスの重要性が理解できました。
本患者さんは入れ歯はできないので、インプラントの方向ですが、年齢が76歳ということもあり、心配なことも
いろいろとあります。
本日も最後までありがとうございました。
参考になれば幸いです。
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