みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!
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さて、来週はいよいよ福岡で日本矯正歯科学会が開催されます
今回は発表をしないこともあり、航空券のチケット手配をもたもたしていたら、飛行機の座席がなくなってしまいました(涙)
結局、当日の昼過ぎに福岡に到着する便しか空いてなく、急遽新幹線での福岡入りとなりました。
始発の新幹線で現地にむかっても11時過ぎに到着なので、少々遅刻ですが、飛行機だと午後着なので、まだましです。
やはり、何事も準備は重要ですね!
さて、本日のテーマですが、
【口元 改善】口元が出ている症状を改善すると治療後の安定が難しい?
患者さんの多くは、歯列だけでなく、口元の改善を希望される方が結構な数おります。
実際のところ、歯列矯正治療で口元の改善は可能なのでしょうか?
それでは症例を供覧しましょう
症例1
出っ歯 ガタガタです
下の歯列は?
けっこうなガタガタです
上の前歯2本だけ出ている人って結構おりますよね?
そういえば、矯正歯科ネットの相談でも 前歯2本だけ出ているのですが、部分矯正治療可能でしょうか?と
いう質問を受けました。
本症例に関しては 部分矯正治療では難しいでしょうね?
横顔はというと
口元がでております
それでは治療後の状態は?
出っ歯はどうでしょうか?
かなり引っ込みました。
上下の歯列は?
かなり小さくなりました。
それでは口元は?
なんと、オトガイができました♪
初診時はオトガイなかったですね
それでは
症例2です
やはり、出っ歯ガタガタです
時間の都合で顔写真いきます
オトガイありませんね
治療後です
ならびました。
横方向は?
顔貌の変化も期待できますね
決して美容整形ではありません。
どちらの症例も矯正治療単独です(インプラント矯正です)
しかしながら、口元を改善すると当然口の容積が小さくなります
舌にとってはとても 居心地が悪い状況になります
場合によっては食事中に舌をかんでしまう回数が増えるかもしれません。
つまり、口元が改善してよくなったのは外見ですが、舌にとってはもとの広い口腔のほうが居心地がよかったのです。
このような変化になかなか体が適応できない人がおります。
だからこそ、ワイヤー治療後に保定治療をおこないます。
口元を改善された人ほど、保定治療が重要になってきます。
理由は 歯列の安定が悪いのはこの類の症例におおいいのです。
本症例はワイヤー治療終了後、5年程度未来院でした
久しぶりに来院された際、2人に共通するのが戻ってきたということでした。
そりゃそうだよと言いたかったのですが、なってしまったものは仕方ありません。
追加費用で再矯正するか、あらたに保定装置を作成するかどちらかになります。
時間もないので続きは次回のブログでできたらと思います。
それでは 本日も1日がんばりましょう!
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