墨田区錦糸町から発信しているブログサイト
東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です。
本日は、母校昭和大学にて第2回 木真会定期勉強会・懇親会という行事があるため、医院は休診させていただきました。関係者のみなさまご迷惑をおかけいたしました。
勉強会は午後1時から開始ということですので、午前中は時間がつくれます。
したがって、本日は関連施設の大宮CTセンターに休日出勤をして画像データーを閲覧しているところです。錦糸町の医院でもみることは可能なのですが、やはり大宮のそれは機器のグレードが高いのでよりクリアな画像をみることができます。
目が仕事上大切な私にとっては大切なことです。
本日のテーマは
歯列矯正費用の金額についてあなたが気を付けることとは?
写真の患者様は口唇裂・口蓋裂という病名の患者さんのCT画像です。
この画像は昭和大学に設置してあるCTと同じメーカの同じタイプの機械です。
ほかのメーカと比較しても性能はずば抜けている解像度であると断言できます。
実はこの機器を購入したのは理由があります。
大学病院放射線科は大変忙しいため、大学病院外の患者さんの撮影は一切お断りでした。そのため、当院の患者様で昭和大学形成外科と連携をしている方にご迷惑をおかけしてしまうことが考えられたため、このような画像センターを開設することを決心することになりました。
当然、採算などは度外視なのですが、すこしでも地域の歯科医院さんへ貢献できて日本の開業医の歯科治療レベルが向上することができればと思います。
ところで話はかわりますが、歯列矯正治療というのは自由診療が主体なため、治療費用はさまざまです。
大きく分けると以下のとおりになります
初診料金:はじめて来院したときにかかる費用
検査費用:検査をする際にかかる費用
診断費用:治療計画を立案して、費用の見積もり、期間の見積もり等をおこなう
装置代金:矯正装置の費用
処置代金:治療にくるたびに必要となる費用
保定代金:いわゆるリテーナー費用
という感じで費用が発生いたします。
医院の中には、初診相談料金無料!とうたっている施設もありますし、
なかには、検査・診断料金無料と表記してある施設もございます。
大切なことは治療費用総額でいくら程度費用が必要となるかよく考えることです。
特に処置代金というのは毎回必要となる費用のため治療期間が3年かかった場合、
合計36回以上必要となります。
1回5000円として36回をかけると180000円となります。
また、リテーナーに以降してからも5000円がかかるとすると、これ以上の金額が必要となってきます。
大切なことは、治療は最後まで達成しなければ成功したといえません。
途中からこんなはずじゃなかったとならないようにじっくりと検討してください。
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