みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!
そろそろ関東地方も梅雨あけですね!
矯正相談に来られる患者さんは、ほとんどの方が治療後の自分に期待をもっています。
一方で、治療費用が高額なことが心配になったり、支払方法などが不安な方が多くおります。
治療費用は相場がありますので、あまり安さだけで探すと、帰って高くつく場合もあります。
自分の身体ですから、安かろう悪かろうもどうかと思います。
当院では患者さんの負担をなるべく少なくするように、
治療費用は可能なかぎり院内ローンでの無利息分割支払いです。
矯正治療費用は高額ですから、分割支払いの場合、
利息があるのと利息がないのでは支払総額が異なります。
治療費用が高い安いも重要ですけど、
支払方法もきちんとチェックしましょう!
それでは、本日のタイトルは
【他院で治らなかった症例】安さ・期間だけで選ぶかえって負担になる
です!
ちょっとイヤなタイトルですね
でも、現実にはこのような状況は結構な確率であります
少なくとも、他で治療を受けている人が当院にやってくることは
結構な頻度であります。
中には
こんなことやってても絶対に治らないような治療行為をしていたり
ただ、単に時間稼ぎをしているだけだったりと
いろいろとあります。
今回の症例はどうだったのでしょうか?
これだけだと、治っているようにみえますが
下前歯の見え方が左右非対称です。
向かって左側の前歯はほとんどみえてません。
ほとんどみえていないのに、矯正のブラケットが歯についているということは?
相当に上の前歯が突出しているということになります。
下の装置と上の歯の裏側がぶつかってしまってます。
ぶつかっている原因が上の歯が下方にさがっているのであれば
改善は比較的容易なのですけど、
今回の症状は下顎の前歯にも原因がありそうです
おまけに、上顎の抜歯して得られた空隙の量が左右まったく異なります。
犬歯の左右の位置はもちろんのこと、
奥歯の左右の位置もかなり異なります
おそらく、担当医の心境を代弁すると
1:上顎の前歯を後方に移動することができなくなってしまった。
下の歯の装置が上の前歯の裏側にあたってきてしまった。
2:かと言って、上顎の隙間がまだまだ残っている
3:下前歯の高さが左右不揃いになってきた
他にも考えることがいろいろとあります。
プロ矯正歯科に転医してきて、
いろいろとトライしてみた結果、
なんとか、ここまで治すことができました。
上下の正中線が若干不一致ですけど
これ以上時間をかけるのは患者さんにも不幸です
かなり上顎の歯は左右対称な位置まで回復してきたと思います。
矯正治療の場合は
治療期間が長期に渡ることが多いいため、
治っていないからといって、担当医を責めたり、訴えたりすることは不可能です
だって、担当医にしてみれば
この状況を耐えれば治療終了に向かってどんどん進む予定です
と反論できます。
すくなくとも、
結果が伴わなくても担当医は治すつもりで治療を引き受けてます。
決して、わざと
変な治療をしているわけではありません。
そろそろ時間です。
今日もたくさんの患者さんが来院してくれます。
本日も1日がんばりましょう!
最後までありがとうございました。
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