抜歯矯正が知りたい

【抜歯矯正治療】治療計画を立てる上で前歯を抜歯する症例とは?

みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です

熊本地震本当に大変ですね。僕の友人は2家族とも無事でしたが、県の外れに住んでいる友人はなんともなかったのに対して、市内中心部に住んでいる友人は避難所生活をしておりました。 一刻も早く日常生活を取り戻したいと願います。

また、日本国民の民族性といいますか、たくさんの支援物資や人的ボランテイア、募金運動などさまざまな活動をして熊本を支援してます。 一時的なフィーバーで終わらないようにしたいです。
僕が支援できることとすれば現地にいくことなどは無理です。

自分自身可能なことは、寄付と仕事(矯正歯科医師)としての支援と思います。寄付についてはやはり熊本市に直接寄付が一番と思い、ふるさと納税を利用しました。また、仕事での支援については、熊本地震によって東京に避難されている方の歯列矯正治療は無料にて対応する(新規治療開始患者さんは除く)ことといたしました。これは東日本大震災の際にも福島から避難されてきた患者さんの治療を引き受けた実績があります。熊本から避難されてきた方でこのブログを読まれたかたは遠慮なく御連絡をください。
また、私だけでなく、日本臨床矯正歯科医会のメンバーのクリニックは皆同じ対応をされているはずです。1人ではたいした力にならなくても数百人規模になれば大きな力になります。

さて、ブログの方ですがランキングが固定されてきました! 今週は3位の位置をキープしつづけた感があります。いままでは4位のさくら先生という美人女医さまのブログが3位だったのですが、なかなか上位には食い込めなく、友人の先生からはいくらがんばっても色気には勝てないだろ~なんて冷やかされたり笑われたりといろいろありました。
本ブログのすごいところは、どこの部分を読んでも歯科、特に歯列矯正の情報しか入っていないという点です。 まさに金太郎飴のように どこから切っても歯列矯正の記事となっております。

これからも、国民のみなさまに正しい歯列矯正治療の情報について発信をしていきますので、応援のクリックをよろしくお願いします!

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本日のテーマは、

【抜歯矯正治療】治療計画を立てる上で前歯を抜歯する症例とは?

まず、前歯を抜歯するということは、よほどのことでないと嫌なものです。
これは患者さんの心理状況はもちろんのこと、歯科医師側の立場もそうですし、
歯科医学的にもなるべくなら避けたいのが本音です。

ですから、前歯抜歯症例ということはいわゆるアクロバット的な治療となります
つまり、どの先生でも治療可能か?と言えば答えはNOとなります。

この点は重要なポイントです。

その上で前歯抜歯をする理由としては

1:前歯の状態が悪いので抜歯。つまり、健康であれば他の歯を抜歯したかったのに、
前歯をぶつけて折ってしまったり、根の治療が良くない状況であったり、歯周病その他の理由です。

最近開始した症例では、前歯を抜歯する前に前歯が抜けてしまった患者さんが歯列矯正治療で来院されました。

no title

この患者さんの治療経過については 数か月先になりますが、御報告させていただきます。

2:他には治療のスピードを速くしたい場合です。

これは前歯に限らず、八重歯の人などの場合に八重歯を抜歯してしまって矯正治療をおこなうといった場合にも適応となります

歯列矯正治療ではまれな選択ですが、美容歯科の場合はよくおこなう手法です。

3:最後は、 治療計画的に無理がある症例の場合です

これは、本来ベストな治療計画は外科矯正治療に対して、患者さんがそれを拒んで一般矯正治療での開始となった場合、設定した治療目標を達成するために抜歯部位を前歯に変更するといった具合です。

くりかえしますが、さきほどの写真は1の場合でした。
no title

3の場合とはどんな症例となるのでしょうか?

 

 

 

1

年齢は39歳、本症例の場合は 第一候補が外科矯正 もし外科矯正をしない場合は上下の歯4本抜歯しての一般矯正治療も可能でしたが、年齢的な問題から下顎の抜歯はなるべくおこないたくありませんでした。

下の歯を抜歯することで見た目は改善しますが、前歯の歯茎の退縮は相当な状態になることは治療経過をみなくても容易に想像がつきました。

 

2

 

 

 

 

4

 

 

 

 

3

 

10代とか20代前半であればそのような治療方針も視野にはいりますが、治療開始年齢が40歳となると
年齢的な考慮も必要になります

 

7

完全に下顎前突の傾向です

 

 

 

 

 

5

下顎は大きいので歯列はきちんと並んでます。

上顎はどうでしょうか?

 

 

 

6

結構なガタガタですね

今回の治療のポイントは 上の前歯の位置をなるべく後退させたくないということでした。

 

 

つまり、中顔面の陥没感をなるべく目立たないようにすることです。

もし、上下の小臼歯抜歯をおこなうと DISH FACE 皿状顔貌 になることが懸念されます。 顔も一気に老け顔になると思います。

という理由から 前歯抜歯をおこないました。
つまり、今の顔の変化を最小限にすることが目標になります。

BlogPaint

それでは現在の状況はどうでしょうか?

 

 

 

8

下の前歯には装置は装着されておりませんが、上の前歯は前方に移動してきております。

 

 

9

横からみても正常な被蓋に改善されております。

初診時の横からの写真です

 

 

2

左右のかみ合わせです

 

 

 

10

 

 

 

 

11

一方で上下はどうでしょうか?

 

 

 

13

上顎は黒〇印の歯を抜歯してますが、現在は違う部分に空隙があります。

 

 

 

BlogPaint

 

 

 

 

13

下顎歯列は抜歯をしておりまえん。

 

 

 

12

つまり、上顎は歯列を前方に 下顎は歯列を後方に移動しているのです。

 

 

 

本日も最後までありがとうございました。

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