みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です。
9月にはいったというのに残暑というよりは猛暑が続きますね!僕は暑いのは得意ですが、今年の夏は本当に暑かったですね。
さて、話はかわるのですが、最近、当院のHPがウイスルに感染してしまいました。
みなさまに迷惑がかかるウイスルではなく、当院のHP管理パスワードの問題だそうで、パソコンを壊すのではなく、HPを壊してしまい、グーグル等からのアクセスができないようにされてしまうそうです。
そういうこともあり、現在は対策をおこなっておりますが根本的解決としてより安全なHPを新規作成する方向にしました。
といっても、内容はほぼ完成されているので、デザインを一新することに加えて、安全なHPにすることを主としております。
本日の内容は最先端の外科矯正です。
手術計画からみる最先端の外科矯正治療とは?⓵
当院にお越しいただいている患者さんは承知していることですが、うちの診療所は特別豪華な内装でもなく、診療椅子も国産の一般的なものです。
事実国産の方が壊れないですし、サービスも良いですから、なんでも日本製が一番だと思います。
しかしながら、診断や治療計画を立案する歯科用CTやシュミレーションソフトといったハードウエアおよびソフトウエアを完備し、
それを実際の臨床で使用し、学会等で発表をしている医療機関は東京都内では当院のみであります。
もちろん実際の手術は大学病院もしくは大学病院以上の設備が整っている施設でおこなうのですが、ただ治すのではなく、術後の予知性がかなり高い治療計画をたてることができます。
また、計画どおりに手術を行うことは非常に難しいのですが、優秀な外科医との連携でそれも実現しております。
従来の方法の場合というか、現在でも多くの施設の方法はかみ合わせを改善すれば良いといったレベルの治療目標を設定している施設もあります。
しかしながら、当院の場合、せっかく手術するのであればかみ合わせだけでなく顔貌も改善することもできます。ここが大きなポイントです。ですが、歯は絶対抜きたくないけど顔貌も改善したなどど、診断に対して患者さんが素人感覚で治療方針を決めてしまう場合はそのような結果にはならないです。もし同じ結果になるのであれば、検査などをする必要はありませんよね?診断というのは科学的根拠にもとづいた結果であり、治療計画というのは患者さんが決めてしまった場合は素人考えになってしまいます。
前置きがながくなってしまいましたが、私が診療後や前におこなっている手術計画を供覧しましょう
横顔のレントゲン写真です 下顎がものすごく前に出ているのがわかると思います。
この写真は上下が逆ではなく、このようなかみあわせです。いわゆるしゃくれです。
色を分割しているのは上顎の骨と下顎の骨、頭の骨と色分けをしております。
写真でも下の赤い部分が大きいのがわかります。
これをソフト上で手術をおこないます。
色分けの部分が多くなりました。骨を削ったり移動したりして上下のバランスを整えます。
わかりやすいのは赤色の部分の骨が白く変化しているところです。
両者を重ねてみると
左右反転した画像で申し訳ありませんが、赤から白に顎が変化してます。
実際は上顎も移動しており上顎の移動量を計測してみると
このように変化量がわかります
また、下顎の移動量ならびに切断した骨の干渉の程度をみるために下側からみた画像です
この手術をおこなった結果、顔がどのように変化するか等のシュミレーションもソフトでできます。
皮膚や脂肪等と骨はCT値が異なりますのでシュミレーションと実際の変化量は異なりますが、方向性は同じという部分が大切と思っております。
ユニ矯正歯科クリニック古谷先生の協力により、ようやくシステムが完成できそうです。
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