みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!
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さて、私事ですが、本日46歳の誕生日を迎えることができました。
誕生日とは本来、自分を産んでくれ、育ててくれた両親に感謝する日と聞いたことがあります。
私も上記の意見にはものすごく同意します。46歳になっても別にうれしくないのですが、
何歳になっても、自分を産んでくれて育ててくれた両親には感謝しきれないです。
特に、一番感謝しているのは身体の強さと好き嫌いなく食事がとれることです。
この2点についてはDNAの部分と小児期の育て方の部分双方が影響していると思います。
歯科医師になって22年が経過しましたが、休んだのは台風のため飛行機が飛ばずに東京に戻れなかった1日のみです。
つまり、病気のため仕事を休んだことは1日もありません。開業して12年間、無遅刻、無欠勤です。
このようなことは、治療を受ける側の患者さんにとっても安心といえると思います。
それでは本日のテーマです
本日のテーマは矯正治療と虫歯治療を併用するタイミングについてです
一般的に矯正歯科治療を受ける場合、虫歯治療や抜歯などは他の歯科医院にておこなうことが多くあります。
理由はいろいろとあるのですが、長くなるので又の機会にさせてください。
歯列不正の治療を希望されている患者さんの多くの口の中は虫歯があることが多くあります。
歯並びが悪い人の方が、虫歯が多くあるのは当然といえます。
虫歯を放置してしまったまま、歯列矯正を開始した場合はどうなるかというと、虫歯の進行が進んでしまいます。
それでは、虫歯をすべて治してから、歯列矯正を開始するのが良いのでしょうか?
歯列矯正治療中の虫歯治療に関しては、正解はないかもしれません
少なくとも、それぞれの先生は正しいとおもって医療行為をおこなっていると思います。
ですから、ここでは プロ矯正歯科 田中憲男の考えとして聞いてください。
1:虫歯の治療方法は3通りあります
A:抜歯
B:詰める
C:かぶせる
A:の抜歯については、抜いたあとに歯列矯正で隙間を閉鎖するのであれば、矯正治療中に抜歯と思います。
B:の詰めるについては、基本的には矯正治療開始前ですが、歯を動かしている途中でおこなったほうが、
健康な歯を削る量が少なくなる場合などは、矯正治療中におこなった方が良い場合もあります。
C:のかぶせるについては、虫歯の進行をとめるための治療はするのは必要ですが、
保険診療外などの高額なかぶせものなどをおこなう場合は
矯正治療後におこなった方が将来的にかぶせものが長持ちします。
それでは、治療例です。
本症例は過去のブログでも御紹介してます。
治療開始年齢は35歳。女性の患者さんでした。
歯並びが悪いから仕方ないのですが、犬歯の部分に銀歯の小臼歯が並んでいます。
反対側の奥歯の部分は歯並びが上下的(垂直的)に不正でした。
〇印の部分は保存が不可能な歯でした。
下顎も歯がない部分があります
治療方針はいくつか提案したのですが、 審美的な部分と歯を温存する方向の両立を目標にしました。
このような形でのスタートです
横からみても特にかわりません
まだ、スタートしたばかりです
上顎の抜歯が必要なところは抜きました
下顎の奥歯は虫歯が大きかったので、大学病院にて神経の治療をおこなってます
だいぶ治療がすすんできました
治療が進んでくると側面の写真も美しくなってきます
銀歯の小臼歯部分も応急的に白いカバーをはりつけてます
歯がない部分の垂直的バランスも改善してきました。
奥歯の根の治療も終了してます。
かぶせものについては、矯正治療が終了してからおこなう予定です
抜歯した奥歯の隙間がなかなか閉鎖せずに苦労してます
矯正装置撤去時です
前歯抜歯ですので左右の歯の大きさがことなります。
側面の状態も良好です
銀歯の部分は応急的な処置がほどこしてます
垂直的なバランスも改善してます
これからかぶせものの治療をおこなう予定です
かぶせものの治療が完了しました
本来ならば、前歯の部分も含めてもうすこし審美的な治療を施したかったのですが、
人それぞれ予算があります
最後まで治療が成功する秘訣としては、
その人の予算にあったプランを提供できることです
どうしても銀歯の部分は白い歯に変更したかったので、よかったです
奥歯のかぶせものも完了しました
予算的に余裕のある人の場合は矯正治療終了後に審美治療に移行するのも良いです。
ただ、それに伴なう費用もかかります
まずは、かぎられた予算内で治療を完了し
メンテナンスに移行してから数年かけて審美治療に切り替えていってもいいのではないかと思います。
それでは、そろそろ8時になります
本日も1日がんばりましょう!
最後まで読んでくれてありがとうございました。
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